日曜日の朝

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2020年の振返りとこのブログの目的について

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年末特番を見ながら1月に向けて家計簿(Excel)の改造をしていたら年が変わっていた。家計簿にはキャッシュレス決済用のチャージと使用履歴、ポイント付与履歴、お金に関して今月やるべきこと、持っている金券の金額や期限、に関する項目が追加された。かなりいい感じで嬉しい、管理すべきものを網羅できた。
ちなみに今月やるべきことは光熱費専用の引き落とし口座をつくること。今は支払い票を持って行ってコンビニで現金支払いしているが、口座引き落としにすると各局が50~55円ずつ割引してくれる。毎月160円、12ヶ月で1,920円の割引。1年で2,000円弱か~、と思うもわが家のガス代1ヶ月分(またはお米5kg分)相当なので導入することにした。
クレジットカード支払いでポイントをもらう方法もあるがわが家は口座引き落としの方が割引率がよかった。クレジットカード支払いは100円で1ポイントもらえる。単純に毎月の光熱費が16,000円を超えないと口座引き落とし以上のうまみがない。ふたり暮らしでこの金額はかなり高額だし、毎月これだけかかっていたら支払い方法で節約云々よりまずいったん日々の暮らしを見直した方がいい。
そういう理由で光熱費専用の口座をつくろうとしている。各局での手続きも時間がかかるらしいので口座をつくる前に申請方法を調べておかないと。
 
さて本題。
2020年がどんな年だったか聞かれれば上記のような「暮らしの前進」をしていく1年だった。軌道がゆるやかに変わっていった。
まず仕事のペースを落とした。コロナ禍ということもあってレッスンの公開募集をやめ、問い合わせが来た人にだけ開催していった。ともなって1回の人数が減るのでどうすれば利益を出せるかも工夫した。先生仲間に相談してコツを教えてもらえたのでそんなに苦労しなかった。金銭節約の基礎である「固定費を削れ」はここでも生きる。
仕事は会社を辞めてアクセサリーの販売、レッスンをしている。2年以上続けた上で「そもそも自分が本当にやりたいことはなんなんだろう」というのももう一度考えた。文章で食べていけたら、とうっすら思う。
行った占いがかなり参考になったのでホロスコープも習った。自分のホロスコープと大河さんのホロスコープをもう一度読んで「めっちゃ当たるじゃん」とあらためてうけている。
 
勉強もよくやった。『源氏物語』を原文で読んでいて、夏に始めてまだまだ途中(「桐壺」の北の方パートにいる)だけど長く付き合う趣味として時間をかけてやっていきたい。1日500字読んでも8年かかるらしいので向こう10年は遊べる趣味ができたということだ、嬉しい。北の方パートがあんまりおもしろくなくて手がとまっているので源氏が参内するところまで飛ばしちゃおうかな。
楽しみなことがある人生はいい。早く光源氏がライバル的な人の本妻候補を寝取るところを読みたい、頭中将だっけ。弘徽殿の女御の娘と褥をともにするんだっけ。知識のあいまいさ回避をしていきたい。
己の知能にかなり不安とコンプレックスもあるので解消すべく、くもんのドリルも買ってある。1ページもやらなかったので今年はこれもちまちま進めていきたい。身の回りの社会のことを知れるようになりたい、株や投資信託を始めたことだし。最初に書いたように家や個人的なお金のことも見直しした、投資信託はいったん解約してつみたてNISAの申し込みをした。お金系は2個前の記事で書いたので割愛する。スマホ料金の見直しはみなさん早くした方がよいですよ。
 
読書メーターを見返したらここ何年かで一番本を読んだ年だった。土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』は滋味深くあたたかかった。年末年始はほとんど台所に立っておらず、立ったとて時節にあったものはつくっていないけど「つくっているだけよし」と思っている。やってればいい、何もつくらず何も食べないよりは栄養摂れてるんだからそれでいい。えらい。
料理つながりでキムチやモッツァレラチーズ、フルーツ酢などを自作したな。キムチをつくれるようになったのはかなり経験値が高い。市販のキムチより安く、大量に、辛さも調整したものがつくれる。
市販のキムチは量が少なく、炒め物や鍋に入れるのがもったいなかった。味も薄まってしまうし。それが一気に解消される上に発酵食品だから健康にもよい、野菜も食べられるし。晩の残りの具だくさんの味噌汁と卵かけご飯にキムチでも食べれば満足な1食になる。これはかなりよかったなあ。所詮漬物だから難しくないのもいいところ。
料理道具にも新入りが入った。土鍋ふたつと到着待ちの鉄のフライパン。新しい土鍋で早速カレーをつくったら小袋に入れて煮出していたスパイスがかなり効いていて、やっぱり違うなあと実感。二日目からスパイスが落ち着いてまろやかになった。
 
本はここ数年小説をほとんど読んでいない、エッセイや実用書ばかりだ。学生のころはむしろそれらの方が苦手でもっぱら小説だった。趣味嗜好が広がったとも言えるし、小説を読めるだけの集中力や感受性がなくなっているとも言える。
登場人物に生身と同じ余裕のなさでいらっとしたり、嫌いになるので前者3:後者7くらいの割合だと感じている。ちょっと危機感がある。ドラマやバラエティをどんどん見られなくなっていく。漫画はいけるので写実的なものがだめなのかもしれない。あるいは没入感が上がっている?
集中力がないのはいわずもがな、感受性の衰えに猛烈に焦る。世の中からおもしろさが失われていくのと同じだ。これから年を取ってからだがどんどん動かなくなっていくのに脳まで動かなくなったらぞっとしない。これを食い止めるためにも今年は勉強に力を入れていきたい。義務教育の部分もそうだし、「これってどうしてこうなんだろう」という疑問をひとつずつ解消していきたい。
夏から覚えた知識を1日ひとつメモする習慣をつけてていて、今年も続けていく。例えば2020年8月26日の欄には「さつま揚げは関西では”てんぷら”と呼ばれている」とか書いてある。今見るまで忘れてたけど読めば思い出す。取りこぼしをひとつでもなくせたら嬉しい。日常の見え方を変えていきたい。できれば楽しく建設的な方に。
 
夏は大河さんとの不和も長かった。夏の話が多いな。7月の終わりから9月の頭まで双方ずっと臨戦態勢。離婚しないだろうとは思いつつもし離婚するなら私が慰謝料払うんだろうなと考えた夜もあった。原因は書きづらいから書かないけど、長く一緒にいるでわずかずつ軋んだ結果だった。
一応今現在も違う理由でピリピリしている。これは私がひとりでファイティングポーズを取ってるだけ。定期的にあふれる水。気持ちの波が高いときはなんとかなる。波が低いときに一気にあふれていく。
今はひとりの時間がなく、常にふたりで同じ空間にいながら時間の使い方が真逆であることが苦しい。年末年始で店が開いておらず(そもそもカフェとかひとりじゃ行かないし)、緊急事態宣言も出て家から出づらい状態でどうやってこの苦しさを解消していけばいいのかわからない。
こういうものはひとりで抱えるものではないので早めに言いたい。が角が立たないように言うためにはまず自分の気持ちを自分で腹落ちさせないといけなくて、そのためにはひとりで考える時間が必要で、悪循環。部屋のレイアウトをなんとか分けられないかと画策している。
今日は私の波が低く、それに当てられた大河さんが早めに寝てくれて、久しぶりに完全にひとりの時間ができた。機嫌が悪いのはかなり申し訳ないけどめちゃめちゃ嬉しい。聞きたかったラジオを聞いてこれを書いている。いい夜だ。育児が始まるともっと頻繁にこの波が来るんだろうなあ。「子どもを産む、育てる」と決意した人って本当にすごい。
 
3,000字を超えたらしいのでもうやめようかな。5時だし。誤字ないといいな。寒。
このブログは「何万字読んでもためにならない」ことを目標にしているので今後もこういうちょ~~~どうでもいい内容が続きます。「今年の10冊」とか絶対やらんと思うね。お勉強したことや感じたことも書く予定だけど人に教えることを目的とした体系だった書き方はしません、今のところそういうフォーマットは趣味じゃないので。お楽しみに。
 
おしまい