日曜日の朝

毎週日曜日朝8時30分ごろ更新。役に立つことは書けません。

6月12日~18日 「仕事」する道はいつでもすぐ隣にあった

■梅雨の低気圧の影響でずっとぐったりしていた。月経もかぶっていたし。ここ何日かでやっと持ち直してきた。久しぶりに掃除して洗濯して自炊して、たまに仕事の範疇のことをした。
 
■気圧からの復活の途中、今週はとくに用事がなかったのでどっさりつくり置きしたりキムチを漬けた。
夫が「キムチ食べたい」と言うのでスーパーで買ったら「紗季さんがつくったのが食べたかった……」と言われ、すまん! と思いながら麹を買った。
キムチは今日が漬けて3日目なのでそろそろ食べてもいい。辛く仕上がったのでご飯なしだとつらい。りんごを買い忘れたのでどうなるかと思ったけど砂糖でなんとかなった。白菜の水気をしっかり切れたしよくできたと思う。久しぶりで分量がわからず白菜4分の1でつくったけど2分の1でもよかったな。一瞬でなくなりそう。
つくり置きはゆで玉子、サラダチキン、こんにゃく田楽、スティックきゅうり、ひじきと豆の和え物。豆の和え物以外は「あんまり糖質と脂質がないもの」という夫のリクエストに沿ったラインナップ。と言ってもほどんと定番メニューだから目新しくはない。その上田楽味噌だけ異常な量の砂糖を使っている。おいしければいいんですわ。
夫用につくったものは私はほとんど手をつけない。とくにこんにゃくときゅうり。嫌いなのではないが喜んで食べる人がいるならその人に食べてもらいたい。
 
■気力に満ちているときや回復の途中に家のことをこまごまやる傾向にある。これがホロスコープの4ハウスに星を持つ者。
 
■先週の日記でつくり置きしたって書いてたな。じゃあこれやったの先週か。ちょっとぼけてるかも。キムチだけは確かに今週つくった。
 
■ゆるやかに再熱してポイ活をしている。しばらく仕事の予定もないし1日家でインターネットばかりしていても仕方ないし。いつかのための本代と生活のためのTポイントを稼ごうとしている。
やり始めればおもしろく、地道に貯まっていくポイントにも愛着がある。本代の方は2サイトで貯めていて、すべて統合すれば8,000円分ほど。年内にいけるところまで貯めてまた年末に一気に買い物しようかな。去年末にまとめて買った本はやっと半分くらいに減った。追加で買った本も消化しつつだから結構読んでいると思う。
 
■買うだけ買って読み切れなかった本は、自分が死んだあと適した人にわけてもらえればいい。自分が買ったからって絶対読まないといけないってこともないし。
嶽本野ばらの『シシリエンヌ』だけは一緒に焼いてもらおうかな。でも絶版してるから燃やしたらもったいないかな。私の死後に読みたい人がいたら早めに夫に連絡してください。
 
■ドキュメンタリーをいくつか見る。地下鉄サリン事件の回は見ていてかなりつらかった。
前日に夫がフラットアーサー(地球は平たいと唱える人)について調べていた。夫は地球平面説を信じているのではなくてどういう理論で信じられているかを調べていたのだけど、何かの拍子でその説を信じてしまったらと考えて怖くなった。頭も口もよく回る夫がひとたびこういうものを信じたら、私の力では戻せないだろう。
それと同じで夫が何らかの振興宗教を信じたら、やはり私にはどうにもできないと思う。何を言っても言い返されるだろうし。信じたらとことんの性格だからサリン事件みたいなこともできると思う。こうなると肝の据わった人間であることが災いする。
だからこそある程度同じものを信じていて、近い価値観を持っている今を大切にしないといけないよなあ。
 
■そう考えると同時に日本の平和さも実感した。フラットアーサーとか新興宗教を信じてのめり込むって明日どころか今日のご飯をも心配をする環境だったらはまれないと思う。そんなことをやっている場合じゃないから。明日死ぬかもしれないのに「本当は地球は平らなのではないか」とか言ってられないし。
そういうことを信じられる、本気になれる人たちは衣食住の心配もなく暮らしている。日々の忙しさに殺されることもなく、物事を考える余裕が適度にあり、地球が丸いとか重力があるとかそういう基礎的な知識も持っている。いろいろな論を信じる人が多ければ多いほど、日本の平和と豊かさを象徴するようでもある。
ちなみに強迫性障害発展途上国よりも先進国での発症率が高いのではないかと推測している医師もいる。実際問題泥水すすらないと生きていけない国にいたら細菌がどうこうとか言ってなられないので間違っていないだろうな。「汚い”かもしれない”もの」よりも目の前の感染症に苦しんている人をどうにかしないといけないし。
 
■話を戻して、ある意味では居場所のない人たちなのかなとも思う。満足できるコミュニケーションが家庭内外で取れていなくてひとりでネットする時間はたくさんあって、最初はふざけ半分で信じていたものをコミュニティの居心地で好きになって信じてしまうってパターンもあるんじゃないかな。わかんないけど。
前に夫が「1日に20分会話がある夫婦は仲がいいって研究結果があるみたい」と教えてくれた。仲がいい家族はセーフティネットとしても機能する(はず)ので最終的に会話のない夫婦よりも長続きしそう。
 
■でも地下鉄サリン事件の関係者? ジャーナリスト? が「当時オウム真理教に入信していたのは家族仲がいい人もいたし裕福な人もいた。どんな人でも入る可能性があった」と言っていた。のでどうやっても避けられない道もあるんだろうな。きっと人はそれを運命と呼んだりするんだろう。いいことばかりが運命じゃない。地下鉄サリン事件の話はこれで終わり。
 
■「ゲーテは言った「もっと言葉を」/少女は言った「もっとおしゃれを」/神様言った「もっと光を」/少女は言った「もっともっともっと何かを! 欲しいものが欲しいの」」という歌詞。久しぶりに聞いたらすごすぎて心が女子高生になってしまった。世の中にはこんなに的確に少女の心を書ける人がいるんだ。
アーバンギャルドのプリント・クラブという曲です。
 
■佐々木チワワの『「ぴえん」という病』を夫が読んで「(自分が恵まれているからだろうけど)こういう人の気持ち正直全然わかんない」と言っていた。
私は自分がぴえんでないことも、誰かに暴力を振られなかったことも、親から経済的DVがなかったことも、これまで自殺を考えなかったことも、性暴力の被害者になっていないことも(まったくなっていないわけではないが)、すべて、ただ運がよかっただけだと思っている。何かが違っていたら私はからだを売ってその日を凌いだかもしれない。自分を助けてくれそうという理由だけで見ず知らずの男についていったかもしれない。
ネグレクト家庭に育った少女が家出して悪い男に拾われ、薬漬けにされて客を取らされていたと話すラジオを聞いた。当時14歳かそこらだったらしい。売春のことを「仕事」と言っていたのが強く記憶に残っている。14歳なんて明日のテスト嫌だから学校爆発してほしいって願ったり好きな子と目が合って友だちに意気揚々と報告したり、そういうことが仕事じゃないのかよ。つらすぎる。
私はそうならない環境下に生まれて育ってきた。家庭環境がよかったとかまわりの人に恵まれていたとか何でもいいけど、私は運がよかった。本当にただそれだけのことだと今でも強く思っている。彼女のように「仕事」する道はいつでもすぐ隣にあったに違いない。
ぴえんの人々の気持ちはわからない。でも目をそらしたり見ないふりはしたくない。いつか私が産むかもしれない娘がその道に進まないように。
 
■なにか私の中には、性犯罪を強く憎む心がある。ずっと。この心はなくならないし落ち着きもしないのかもしれない。
 
■楽しそうなことでも書くか。夜中にたこ焼きパーティーをした。たこが高いのでシーフードミックスとウインナーでやった。ウインナーを買い忘れたので夫と連れ立って24時間営業のスーパーに散歩がてら行った。いい時間だったなあ。
 
■家にひとりになる時間も久しぶりにあった。風呂場の鏡をきれいにして、床の錆びを落として、廊下の細かいほこりも取った。やっぱりひとりになる時間が必要なんだなとうっすら確認した。
 
■仕事でお会いした人に「シルクのナイトキャップすっごくいいですよ」と教えてもらった。騙されたと思って買ってくれとも言われたので買ってみたらこれがま~~~いいものだった。騙されてみてよかった。起きたときの髪がやわらかいしつるつるしてる。すごい。
 
→私は胸下にかかるくらいのロングでLサイズを買いました。ちゃんと収まるし朝になってもちゃんとかぶれてます。
 
■日曜の9時に差し掛かっているのでこれで終わります。8時半更新はもうあきらめようかな。月曜には読めるように更新します。
 
おわり
 
↓よければクリックお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村