にほんブログ村■7月は全然日記を書けなかったなあ。長い人生そういうときもあるでしょう。
■逆転裁判を2の3話から再開して4の最終話まで終わった。社会を少し知ってからプレイするとキミ子さん、春美ちゃん親子の怖さとか、そもそものここの家庭の歪さがリアルだなと知る。家業を継ぐことに心血を注いだ母と、家業が持つ権力欲しさに結婚した夫と、その間に生まれた家業を継ぐ資質のない子どもたちと。結局母親は家業を継げなくて夫は子を連れて家を去り、どうしても家業をあきらめきれない母はもうひとり子を成した。その子が幼いながらに余りにも強い資質を持っているから、どうしても家業を継がせたくて他の跡継ぎ候補を蹴落とそうと殺人までする母。幼いがゆえに母が行ったことや成し遂げたかった望みを理解できなくて、母の言うとおりに動く勤勉な子ども。
私はさいわいこういう家庭では育たなかったけど、そう遠くない距離にあるんだよな。きっと。
■そういえば腱鞘炎はほぼ治りました。親指をぐっとは握れないのでお友だちパンチはできないですが、まじのパンチはできます。
■左手の代わりに歯が痛んできた。ものを噛むと痛い。豆腐でさえ痛い。
歯医者に行ったら「歯はなんともなくて、歯肉が腫れて歯の上にかぶりかってるせいで噛むときに痛いんだねえ」と診断された。これまでなんともなかったところだったので腫れた歯肉を切ってもまたかぶさってくるかもしれないしで手の出しようがないらしい。実際にものを食べてないときはほとんど痛くないので困ってない。化膿止めと痛み止めをもらってこの日は終わり。
でもって他に怪しいところがあるらしいので別日に行くことにはなった。しばらく定期検診に来れてなかったつけである。今年はまたまめに行くようにしないと。
■腱鞘炎が一番ひどかったときに医者にかかってステロイド注射をしてもらった。注射10分くらいで人生で一番くらいの貧血？ 立ち眩み？ 低血糖的な症状になった。夫がいたので糖分入りの飲み物を買ってもらって私はベンチに向かった。結構危ない感じだったけどなんとかなった。
帰って調べたらステロイド注射で低血糖が起きる症例は少ない(長期にわたった注射をしているとなる？ こともあるらしい。詳しくは各自で検索してください)そうで、結果的になんともなかったけど、またあるかもしれないので覚えておく。空腹状態で医者行くな、薬接種するなという教訓。
■「子どもが生まれたら儀式行動をしている場合じゃなくなるから強迫症は自然となくなっていくんじゃないか」「あとは事故に遭ったとか急を要しているときもしないと思う」と以前夫が言っていた。
上記の低血糖時にベンチで夫の上着を借りようとしたとき、夫が持っているペットボトル2本をベンチに置けなくて私に持つよう渡してきた。からだを動かすのもきついからベンチに置いてほしいと言えなくて(当然しゃべるのもきつい)持ったのだけど、さっきのセリフが浮かんできて「いざそのときになったら本当に儀式行動をしないのか微妙だわ」と思ってしまった。
あとになって「ベンチに置いてほしかったっす」と言ったら「確かに。その選択肢がなかった」と言っていた。
強迫症の本を何冊か読んで、脱儀式行動のために曝露反応妨害法がいいと書いてあった意味が少しわかった。儀式行動「以外」の動作をできるよう覚えるための練習なんだな。
■夫は今年に入ったころから脱強迫症をしていこうと儀式行動をやめるようにしていて、なので少しずつ落ち着いていているのを感じる。ひとりで脱強迫症をやろうとして、実際にやっているのを見て、そういうことができるのは本当にすごいなと思うし尊敬している。若干人間離れしたメンタルだなと思うが。
■口座の整理をしに銀行へ。クレジットカードの引き落とし口座を変えて口座を解約したかった。引き落とし先を他銀行口座にすることはできず、ともなって口座解約もできなかった。残念。クレジット利用のポイントがそれなりに溜まっているのでそれをきれいにしてからカードと口座を解約しようかな。
もしまたここの口座が必要になったら通帳作成代なり維持管理費なりがかかるのでこのまま持っておくのも手ではある。けど長らく使っていない口座ゆえに、気づいたら維持管理手数料を取られているかもしれないとうっすら気にし続ける方がめんどうなので早めに解約したい。口座に置いてあるお金も大した金利にはならないし、ひとつの口座にまとめて金利なり証券口座に移すなりで増やしたいし。
■漫画DINERが無料開放されていたので読んだ。これぞ平山夢明です！ という肉体的痛ましさの祭りだった。暴力のバリエーションが多くて苦手な作家。DINERはわりと救いがあるのでおもしろく読めてよかった。ギデオンがね、ああいうおかしな人好きだなと再認識した。
川上弘美を読むといつでも適した水分を得られて嬉しい。この感じはなんなんだろうなあ。他の本の解説で「川上弘美作品を読むと自分が女性でいてよかったと感じる」とあった。『天頂より少し下って』も何度もそう思った。からだ全体がほんの少し冷たく潤っていく感覚がいつもある。
夫から「クズとカスしかいないよ」と言われて借りた『悪い夏』。生活保護がテーマでどれだけ嫌な気持ちになろうかとびくついていたものの、想像の範囲内の人が多くて安心した。想像できない人物が一番怖い。失うものがなくて何でもできるから無敵の人も怖い。
■今月もたくさん仕事させてもらってありがたかった。本当にどうして急にこんなにと、とも思うが。もうじき原因不明で仕事が増えて1年。減ることも異様に増えることもなく続いている。いろいろ手を加えればもっと増えるのかもしれないけどちょっとめんどうなので放置している。いつかなんとかした方がいいとは思っている。
■健康診断の結果が来た。白血球過多で要精密検査になった。多分腱鞘炎のせいなんだよなあ。
夫は「油もの好きでしょう」という結果に。要食事の見直しと運動。自分の肉体改善も兼ねると思ってやっていくか。
■調子よく書いてたけどちょっとゲームしてたらあと7分で日付が変わりじゃないか。今日はここまで。
おわり
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