日曜日の朝

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7月4日~10日 ”はわはわクラシック”って何?

■7月4日日曜
都議会選。期日前投票をしていたので忘れていた。選挙に行くのは好きだけど結果をそんなに気にしない傾向がある。
 
レッスンで使う資料のコピーがてら、スーパーへ。肉魚をもう1食分買ってあった気がするがもう使い終わったのか? といぶかしんでいたら、冷蔵庫を開けたら肉が1パック残っていた。やっぱりあるじゃないか。
もっとも、今日買い物に行かなければ明日のレッスン後に行かないといけないので、結果オーライということにする。
 
1日中よい心持ちではなく、終日軽くいらついてる状態だった。全然よくない。家にはびこる音量問題をことさらにきつく感じる。おそらく解決しないし、問題だと捉えているのも私だけなので、どうすれば逃げられるのか考えないといけない。
ふたりの間に問題が発生したら、解決への手順を考えて提唱するのはいつも私だ。これもまたきついこと、孤独さがある。毎度やっているが、別に得意なわけではない。進めないと進まないからやっているだけ。本当は協力してほしい。その旨も何度か言った気がするけど変わらないからもうお手上げ。もしくは言った気になっているだけ、そうならまだ希望はある。あるのかなあ。
明日レッスンがあることも相まって、したくをして少し早めに床につく。考えてもかけらも楽しくないことが頭を駆け巡る。聞かなければ答えの出ない人の気持ちを延々妄想し、さらに昔の失敗を思い出して追加で自滅している。それが恒常的に、年単位で続いている。メンタルはずっとバグってる。
ほぼ毎日後者の失敗の思い出しはしているが(なので思い出すという言葉は不適切、常にあるから)、それでも傍目には結構元気な人だと思ってもらってるだろうし、人生に前向きに生きている。どういうメンタルの頑健さだよ。自分でも不思議。まじめには生きているつもりだったけど意外とそうじゃないのかもしれない。それならそれでいいか、おもしろければ。
 
■7月5日月曜
レッスンのため早起き。朝ご飯を食べてみじたく。家の読みかけの本が軒並み分厚く、持ち運びに適さないので適当な本を持って行くことにする。大﨑茂芳の『糸を出すすごい虫たち』、30ページほどしか読めてないがもうおもしろい。クモの糸の実験をしたいのでクモから糸を引き出したいが難しい、というのも割り箸に乗せて振ると糸を出して逃げていくが、失恋直後の人間などにやらせると乱暴なのかほしいものと違う種類の糸を出す、らしい。笑ってしまった。人間に文字通り振り回されてクモも大変だ。
 
今日は長時間のレッスンだったがお相手の人柄もあってつつがなく終わった。こうして細々と仕事させてもらえるのはありがたいことだ。ただ今後はやり方を少し変えたいので、サイトを直しておかないといけない。自分にとってよりよいやり方を模索している。
レッスン自体はやっぱり嫌いではない。でもそのためにがんばりたくはない。放っておいてもなんとかなること、努力しなくてもなんとかなること、おもしろいことしかしたくない。そういう人生でいきたい。がんばることをかなり毛嫌いしている傾向にある。「がんばるってことはもう自分には向いてないって言っちゃってるじゃん、やらない方がいいってことじゃん」と思う。
がんばることそれ自体が目標になっているならもちろんそれは最高の状態で、いくらでもがんばる方がいい。
 
解散してから次のレッスンのための買い出しをした。すごく久しぶり。必要なものだけ買って5分で退店した。毎週のように行ってそれなりの金額を買っていたのがなつかしい。1時間くらい平気で悩みながらうろついていた。
ついでに足を延ばしてデパートで夫へのおみやげを買う。バターステイツなるものだが、「おひとり様20箱まで!」という注意書きがよくて買った。まあまあ買える注意書き。わざわざこんな注意書きが出るってことは「20箱しか買えないの?!」って肩透かしになる人がいるってことなんだよな、きっと。さぞおいしいのだろう。
実際味はおいしかった。最近クッキーというものにお熱なのでいろいろ買いたい気持ちがある。あとどら焼き、暫定世界一のどら焼きがあるので本当に世界一かを確かめるべく調査しないといけない。
 
デパートを出たらかなりおいしそうなメープルシロップの香りがしたので鼻を頼りに周辺探索。あっちへ行ってコーヒーのにおいに変わり、こっちに行ってにおいがなくなり、ここか? というお店は見つかったけど、近寄りがたかったので退散。無念。次は恐れずに行きたい。
 
梅雨なのを忘れて傘を持つのを忘れた。レッスン中、まあまあな雨が降っていて祈るともなく祈る。雨が降ったのはそのときだけだったので事なきを得た。相変わらずついてる。よく晴れて暑いくらいの日。
 
帰宅、夫がつくってくれたご飯を食べる。げにまことおいしい青椒肉絲と卵スープだった。つくるのに2時間かかったらしい。
大規模接種センターのページをたまに覗くもやはり空きはない。夫の接種は市での予約の方が早いかもしれない。ワクチンを受けられればどちらでもよいのだけど。
 
第11章にさしかかった『仕事本』をちまちま読む。世界はこのころより少しはましになっているだろうか。
 
■7月6日火曜
夫より問い。
「日記(紙)に書いてる”はわはわクラシック”って何?」
妻より解。
「ふたりでやったじゃん、こう、はわはわしながらクラシック歌うの。曲は忘れたけど」
「……。あ! 思い出した、あれかあ、あれ”はわはわクラシック”なの?」
「便宜上ね、とりあえず書いておかないとわかんなくなっちゃうから。今一般名詞になったよ、共通認識できたから」
一般名詞って何人くらいに知れ渡れば一般名詞と言ってもらえるんだろう。ふたりでもいいの?
 
恒例の月1の体重測定。1年3ヶ月で体重が6kg、体脂肪が2ポイント減った。骨格筋量は1ポイント増えた。体脂肪は体重計によってまちまちだし同じ日でも上下すると聞くので神経質にはしないものの、同じ体重計で測って減っているという部分にだけ一応注目している。
この1ヶ月は本当に何の運動もせず家からもろくに出ていないけど1kg減っていた。世の中には不思議なことが多い。
 
左右社『仕事本』読了。
1年以上かかってしまった。いろんな職種の人が残した2020年4月の記録。それから1年が経った。世界はある面で見ればよくなり、ある面で見れば悪化しているんだろう。でもそれってずっとそうで、どんなに平和な時代があったとしても、望まない人から見たらつまらなく冷めた時代なんだと思う。今だって誰かにとってすごく生きやすいんだろうな。
 
ドッグイヤーを見直して印象に残った部分の要約。
ごみ清掃員・マシンガンズ滝沢さんの日記。その日の清掃の相棒がコロナウイルスを気にするようすがないので「怖くないの?」と聞くと「怖い」と言う。でもなんの対策もしてないじゃん、と続けると「気づかないふりしてます」と。目に見えない細菌に気づいてしまうとこの仕事はできない、彼はこの仕事を続けたいがために気づかないようにしている、というもの。
清掃員として気づかないようにしている人はお金のために、生活のためにそうしていて、自分を守るという行動の、選択肢の多さにはっとする。もしかしたら違うのかもしれないけど、「流行り病はただの風邪」と主張している人たちも近い理由でそう思っているのかもしれない。人は結構、思い込みでどんな姿にもなれる。
別れ際のカップルにもしばしばこういう時間がある。もうとっくにおしまいになっているんだけど、終わらせる勇気がないからいろんなことにふたをしている人たち。
 
イラストレーター・新井リオさんの日記。「結果(=こうなりたい)だけを目標にしていると、自分の手の届かない要因によってそれが叶わなかったとき、一直線で不幸になったりする。/だからもっと、過程(=こういたい)を大事にした方がいいんだろうな。/社会では結果がすべてと言われるけど、これって少し冷酷だとも思う。もがいてもがいて結果を出せなかった人間や、そもそも現状維持をすることに着実な心地よさを感じている人間に存在意義はないのだろうか。」「そしてそもそも、僕は、僕たちは、社会的な結果を求めすぎていたのだと思う。(中略)だからこそ、自分が心地良いと思える状態や、もっと個人的な成長過程を、いまこそ楽しんでみるべきなのだ。」
一字一句違わずに同じ気持ち。いつでも漠然と「(社会的な)成功」が降って湧いてくることを願っている。でもそれは自分が行ったことに対して、行った分だけ、少しずつ着実に返ってくるものだ。
社会的な成功という文脈での社会は、自分が日ごろ自然と祈るようなすべての子や人の幸福がある社会ではなくて、もっと乱雑で即物的で、金銭が濃く絡んでいる。自分が祈る理想的な社会と、成功をもたらしてほしい社会が結びついていない。脱線した話。即物的な成功をばかリ願ってしまうが、もっと人間らしく、己の心のよさを追求していきたいなあ。でもそれに先立つものは即物的にお金というのが世知辛い話。しょうがないね。
 
→全然本編に関係ないですがこのシリーズの装丁がすごく好きです。『〆切本』は実家に置いてあってまだ読んでいないですが、これも装丁が好きなので買いました。『〆切本』の色味って原稿用紙と直しの赤ですね、今気づきました。
 
→今見たら赤ないですね。帯が朱色だった気がするんですが気のせい?
カバーとカバーの返し、裏表紙に書いてある懺悔を見るだけでも十分おもしろくて、買った瞬間元を取れました。読み終わってないですが以上のことからすでによいことはわかっているので紹介します(読み終わってないものやよさがわからないものはリンク貼らないようにしてます)。
 
■7月7日水曜
七夕。夫が忘れているだろうから教えてやろうと思っていたら夫に先に言われた。知ってたんかい。
せっかくだし七夕っぽい食事でもと思うも、そういった要素がなんなのか思いつかず断念する。いつもどおりの1日。アイスを買いに行こうとして行かないのもいつもどおり。
 
レッスンサイトの募集要項を書き直す。要素を削って時間を短くした。年2回も開催するかどうかだけど、次自分が楽するために、今少しだけ時間をかける。そういう物事の進め方はいい。他のレッスンの内容も直す方がいいんだろうけどそこまでは少し手間なので、追々。
 
急にやりたくなって逆転裁判の123パックを探す。ケースはあるけど中身が空なので3DSに入っていることだろう。押し入れより発掘された3DSを充電する。まだつくのか? 錆びたりしていないか心配。動いてほしい。
 
夜中1時ごろ晩ご飯を食べる。夫が居間で人とゲームしていたことや、最近の音量への嫌さが増していて台所で食べる。トイレットペーパーの袋を横にしてお盆を乗せて食べた。衛生面に配慮しておくと、トイレットペーパーは廊下に置いてある備蓄品で、まだ一度もトイレの棚には置かれていない。そしてこの廊下は台所につながっている。
食べるのは自分だけだし、つくる気力がなくてツナ缶を開けてマヨネーズで和えた。一応気持ち程度に小鉢に出す。あとインスタントの味噌汁に残っていた米。質素。でも戦時中に比べればずいぶんなごちそう。居間からの声も小さく、風が入ると涼しくて、さっきまでの「いやすぎる!」という気持ちがやわらいでいく。こういう時間も自分には必要なんだなと気づく。無理してがんばって一緒にいることはない。
よく考えたら私が外に出るときはたいてい人と会う用事でだから、本当にひとりになる時間って今はほとんどないのか。わざわざひとりの時間をつくるためにお金かけるのもなあと尻込みしてしまうし、夫も出かけないし。まあそういう時期もあるか。
 
寝る前にストレッチしながら新聞を読む。
2020年8月11日の国際欄を読み、夫に「紗季さんからベラルーシの大統領の話聞くのうけるな」と言われる。わかる。
内容の覚書。当時ベラルーシで行われた大統領選で当選確実となったのはアレクサンドル・ルカシェンコ氏。得票率約80%。氏は「国父」を自任しつつも「欧州最後の独裁者」と言われているような人物で、この度6期目を迎えんとしている。経済の低迷、新型コロナウイルスへの無策、選挙前の有力候補者や反対組織になりかねない独立メディアの徹底排除など、現行政府に反対する市民も多い。
対抗馬として出馬した主婦のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏の得票は約10%。「選挙結果を認めない」と主張するも、独立国家共同体の選挙監視団は「選挙の合法性に疑問を呈する余地はない」と見解を述べる。
なおベラルーシは、チェルノブイリ原発事故の最大被害国とされている。
 
レバノンでも首都ベイルートで大規模爆発があったようで、ディアブ首相が辞任。なんでも爆発の原因は2014年に貨物船から押収された大量の硝酸アンモニウムで、適切な処理がされないままベイルートの港に置かれており、今回引火したと見られている。運送相は「硝酸アンモニウムの欧州を命じた司法当局に対応を求めてきたが何もしなかった」と述べている。
爆発の被害総額は150億ドル(当時で約1兆5800億円)と言われており、3月に債務不履行に陥った経済危機に拍車をかける。港の国内最大級の穀物貯蔵施設が壊れ、食料供給にも不安がある上に、今年(2020年当時)中に国民の半数が貧困層になるという予想もある。とのこと。
 
2記事ともかなりパワーのある内容で思わず読んでしまった。去年の8月なんてエアコンつけてだらだらしていた記憶しかない。世界では、というか扉1枚隔たれば向こうで何が起きてるかはわかんないよなあ。
 
■7月8日木曜
逆転裁判123探しが難航。義弟に貸してたよと言われ捜索依頼を出すも見つからず、困っていたところに「そこの箱の中にはないの?」と天から声が聞こえて解決した。おお夫よ、ありがとう、あなたのおかげで1本の迷えるソフトが救われました。
見つかったもののまだプレイはしていない。毛糸のカービィの体験版を少しプレイした。
 
1年ほど難しく考えていたことについて長めに話す。一時的に快方には向かっているけどこの魔法がいつまで続くのかはわからない。やれることをやっていくしかない。肉体がある以上、それを凌駕した動作はできない。しかたのないこと。
 
よっしゃ買うか、と思って株を買った。今回は夫には事後報告。寝ている夫を起こすついでに「いくらの株を何口買った、優待がこういう内容で配当がいくらだから利回りが何%で株価はこの10年でこういう感じで」と一気にしゃべる。寝起きの夫は半分以上寝ているのだけど、あとでちゃんと起きてから「さっきの覚えてる?」と聞くと「いくらで何口でこういう優待でしょ。もう創立100年くらいなの? 何の会社?」と聞いてくるのでいつもすげ~と思っている。あんな目も開いてないのにどうやって聞いてるんだ。
ちなみに買った直後から株価は下がっている、そういうもの。優待の権利落ちの月には倍くらいに上がった気がする。長期保有するので倍くらいじゃ売りたくない。
 
ドラマメンタリストをはらはらしながら見る。最後の大事件。ジェーンとリズボンはどうせくっつくんだろうなあと言いながら見る。
 
■7月9日金曜
夫の通院日、付き添い成功。朝から友人の創作更新通知をもらい、よい気分。帰ってから読むことにしていた。
通院後はわからなくなっていた暗証番号照会、支払い、今月の生活費の預け入れなど銀行関連のことをする。暗証番号照会はセキュリティ的によい方法でやってくれるんだろうと思っていたらかなりざるな感じでやってくれて、思わず夫と顔を見合わせる。同じ顔をしていた。その方法はちょっと怖すぎるのでやめてほしい。あとこの暗証番号も何? 心当たり全然ないんだけど。
 
昼食を食べてから100円ショップへ。お風呂の排水溝の髪取ネットやS字フックを買う。大きい100円ショップに行ったらフック専門コーナーが棚1列分あって、昨今のインテリア人気を思う。吊るす収納ね。
買ったS字フックは縦の長さが足りずに引っかからなかったので力でどうにかした。床に置いていた袋をぶら下げることができて嬉しい、床が見えると部屋が広くなったように見えて気分がいい。部屋片づけないとなあ。
お風呂の髪取ネットは母に、見つけたら買っておいてほしい旨伝えていた。無事自分で買えたので大丈夫になったと連絡したら「もう買っちゃった!」と返信。やはり。先に聞いておくんだった、これは実の娘として母の動きを見誤ったことによるミス。せっかくだから予備としてもらっておこうかな。買ったものもそのうちだめになるだろうし。
 
帰宅、家計簿をつけてから心して友人の創作を読む。今作が一番好きかもしれない、なんでかすごいグッときた。性癖に刺さる。感想を送り、そのまま流れてジャンルや古のインターネットについてつらつら話す。
昔(と言っても10年ほど前)はこういうことを話すのもまず何度も掲示板やメールフォームでやり取りして仲良くなってからだった。そのあとはリアルメールアドレスをゲットして、何度もメールしてまた仲良くなって、予定を合わせてチャットを開いたりしていた。今はTwitterでお互い時間が合えば不定期に始まる。すごいことよほんとに。インターネット大好き。オフ会も楽しかったなあ。
友人の創作に触発されて私も書こうと思ったが日記に時間がかかって今日は断念。タイトルを決めてから書きたいタイプ。
 
1年前からつけていた、その日覚えたことや知ったことをつける日記のページがなくなった。新しいノートでもと思ったけど、ノート自体は用途限ではあるけどたくさんあるし、用途限が外れてフリーになっているものもあるのでそれから使うことにした。気軽にノートを買ってしまうけどそうそう使い切れないんだから、途中まで使っているものを使い切らないと。
今までの知識メモは手帳型(それも夫が買って結局使わなかった2020年の)だったけど新しいノートは罫線だけのベーシックなもの。たくさん知った日はたくさん書ける自由さがいい。ノート自体も好きなメーカーのものだし。文具はmidoriが好きです。
ノートはこれを使っています↓。
 
→スピンがもう1本あればベストですが、紙の柔らかさや色味の優しさ、行の幅などいろいろちょうどよくて気に入っています。ページが多くて自由にたくさん書けるのも嬉しいです、何度か日記を書いてはやめてを繰り返した痕跡があるけど、それでもなおページ数に余裕がある。元々176pページあるそうです、その分重たい。
紙がクリーム色で、いつも使っている茶色のインクがよく映える。青もきれいに出ます。糸綴じでどのページもぐっと押せばしっかり開けるのもいいところ。リング綴じじゃないから左のページを書いていてリングにぶつかることもないです。
ややもすればつまらないくらいの見た目ですが、どこに持って行っても邪魔しないという意味で充分だと思います。何用にもおすすめのノートです。ちょっと高めなのが難点ですが、ここの会社が好きなので私は全然気になりません。
 
ドラマメンタリストを見た。シーズン6終了。
やっぱりジェーンをリズボンは付き合うんじゃないか。きみたちはマーカスがかわいそうだと思わないのか?
アメリカのドラマや漫画ってヒーローとヒロインの恋愛が必ず入るんだけど日本の漫画ってそこまででもないよね」と夫。
「何をおっしゃる、多くの漫画でサブシナリオに恋愛はありますよ」と私。
世界が平和になったら結婚するのはセオリー。
 
■7月10日土曜
暑すぎる。なんなんだ今日は。家に風が通りにくく、外の方が涼しいのでエアコンをつけると悔しい気になる。熱中症になってもよくないからおとなしくつければいいんだけど。窓の外に手を出すと涼しい風が流れていく。心地よく、気に入っている動作。
暑いということは洗濯日和でもあるのでがんがん洗濯していく。1回目と2回目の洗濯で、柔軟剤を入れる部分に洗剤を入れたことにはまだ気づかないふりをしている。柔軟剤は入れてない、完全に忘れてた。暑いとぼんやりしちゃってだめだなあという話ではない、寒くてもたまにやっているから。
 
夫が人とゲームしているので、プレイ画面を見たり見なかったりした。暑くて何もできない。何をしていたのかあんまり覚えていない、本は読んでいないので何もしていないのかも。
 
陽が落ちてから買い物に行く。米がもう1合分も残ってない。明日からまた祖父の家の片づけに行くが、その間夫が米を買いに行くかと聞かれれば怪しいので先に買いに行く。グラノーラなどもついでに買う。惣菜は悩んで、買わなかった。外ははやり涼しい。もう少し早めに買い物に出て、ついでに公園でも散歩したらよかったなあ。牛乳を買うので難しいのだけど。最近散歩ができていない。
スーパーでの会計は今年からキャッシュレスにしてポイントを貯めるようにしていたが、貯まらなくなった。すごく悲しい。キャッシュレスへのチャージ分しかポイントがつかず、使う甲斐がない。来月からはまた現金支払いに戻す。せっかく便利に使っていただけに残念。しかたのないこと。
 
なんとなく台所のごみ箱を持ち上げたら羽虫の卵を思しきものがびっちり落ちていて「ぎゃっ」と言った。作画は楳図かずお先生であった。夫が寝ていたので起こして一応見てもらい、自分で処理をした。おぞぞ、である。だから最近コバエのようなものをよく見たのか。ただの季節的なものだけではなかったのか。
ふと、羽虫の卵は何日で羽化するのか気になって調べる。ひとつ調べては画像を見て「ぎゃっ」と言うのを何度かやり、さっき処理した卵はおそらくショウジョウバエのさなぎであろうことが発覚。排水溝のあたりに卵を産み、生まれた蛆があそこでさなぎになったのだろう。蛆の行進を想像してまたおぞぞとなった。10日ほどで成虫になるらしい。さなぎは結構な数があり、あれが一斉に羽化したらと思うと今日気づけてよかった。思い出して鳥肌が立つけど、処理できたのでよしとする。
その後ネットから得た知識で排水溝に60℃ほどのお湯をかけ回して卵の駆除をする。コバエを気づかず食べたりするとハエ症というものになるらしいので無益な殺生だとは思わない。でも変に希望を持たせて卵を産ませてしまってすまない気持ち。せっかくだし生まれたかったよね、その気持ちはわかるよ。
 
夫は「ハエって腐った食べ物が好きなんでしょ? それがもうきしょいよね。新鮮なものならまだ気持ちはわかるのに」と言う。
腐ったものを食べることで他の生き物との食料がかぶらないからいいんじゃないのかなあと返事。気味悪いのはそのとおりだけど。もっとも新鮮なものにたかってても「ぎゃっ」と言うよ、私は。たかられた部分は捨てないといけないし。そういう意味では腐ったものを食べてくれる方が気が楽。捨てるのにも気兼ねない。
 
レッスンの予約がまた入る流れになっている。今月は4回も開催するのか、ありがたいことだなあ。
もう少ししっかりアクセサリーのレッスンをやるようにしてもいいんだろうか。悩んでいる。でもそのためになにか努力しようとは思わないんだよなあ。
 
昨日上がった友人の創作を読み、またあらためてグッとくる。なんでこんないいものを書けるんだ? その脳をくれ。
 
思い立ったので記事のカテゴリ分けでもしようかな。日常のこと、本や映画などの感想、考え事および学びと知見、日々の改善、おもしろかったやり取り、あたりで。どの日記もだいたいすべて含んでいるから意味なさそうな気もする。感想があるかどうか。
 
おわり
  
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