7月25日~7月31日 夫は不平等派、私は平等派
■7月25日日曜
起きたら副反応は完全に終わっていた。腕がどこまでも回るし上がる。嬉しい。
涅マユリといういかれた科学者と、ザエルアポロ・グランツといういかれた科学者が好きなのだけど、当時ブリーチ以上にはまっていた漫画でもやはりいかれた科学者を好きになっており、ほとんど呪いだと思う。なおブリーチじゃない方のいかれた科学者はブリーチの科学者に比べて人がいい。この人が敵を殺しているのは作中にはなかったはず、非戦闘員だった。人造人間のようなものはつくっていて、日夜それに命を狙われてはいる。
どうしていかれてるキャラクターばかりを好きになってしまうんだろうな。シンプルにかっこいいキャラももちろん好きなんだけど。
→こっちが前者のいかれた科学者で、
→こっちが後者のいかれた科学者です。どっちも見た目が警戒色すぎるんですよね、わかりやすく有毒の生き物。ウミウシみたいだ。
いかれているキャラが出てくるとわりと無条件に好きになってしまう。記号的な熱があるらしい。そういうキャラクターはたいてい賢さがあり、熱量を持っている。好意と同時に憧憬が色濃く滲んでいる。
自分が自分の理想であるために、細々でも休みやすみでもお勉強していかないといけないんだろうな。
夜、夫がいってQでめちゃくちゃに笑っていた。ロッチ中岡さんが巨大風船の中で着替えるというコーナー? 過去企画? で、えらくツボにはまったようでたっぷり1分以上笑っていた。いいことだ。風船の中にパンツが吸い込まれていくのはすごい光景だった、そういう生き物の捕食シーンみたい。ウニがキャベツを食べるのって確かあんな感じだったなと思い出す。
鉄腕DASHも見た。なめくじはカタツムリの進化系なのだそう。カタツムリ時代は殻の中にしまっていた内臓を肉体にしまうことができ、そのおかげで狭い隙間に入れるようになっているらしい。移動箇所が増えるのは生態系の維持にやはり役立つのだろうな。なんとなく逆の流れで進化しているのかと思っていた。
よく考えれば人類を始め哺乳類の雄の多く(割合は知りません)が性器を体外に据え、急所の役割を果たしているのを見ると内臓を体内にしまうのはなるほど偉大な進化であろう。心臓を四六時中外に出しておく生き物もそうそういまい。
ただ性器は急所としての効果が高すぎる。種の存続的に必要不可欠な生殖器官なんかそれこそ肋骨の中にでもしまう仕組みになればよかったのに。人体もいつかそういう出し入れできる器官ができるんだろうか。まあ種の存続的に使用頻度が多ければ多いほどいいのだから、じゃあ外に出しておく方が楽だよねとなったんだろうけど。ミニマリストもよく使うものは無理にしまわず出しておくと言っている。
手塚治虫『火の鳥』の未来編、2巻でもAIの発展、暴走から人類が滅び、その後なめくじかカタツムリが進化し新しい文明をつくるシーンがあった。このときからその論が展開されていたのだろうか。作中では文明を持ったなめくじは結局滅ぶのですが。
→1巻とのつながりはあまりないので独立して買っても多分大丈夫です。1巻では火の鳥にまつわる最古の話を、2巻では最も遠い未来の話を描いたと手塚先生があとがきで書いており、3巻からどうなっちゃうの? と気にしつつまだ買ってません。『ブッダ』の方が気になっちゃって。
確か文庫版によせてのあとがきで誰が主人公かのネタバレがされていて「おい!!!」と思いました。ネタバレじゃないのかな、でも1巻2巻時点ではこの人がシリーズの主人公かなとばっちりわかる人がいなかった。
■7月26日月曜
夫がパン屋のパンを欲していたので1日遊び歩いた。家の暑さに反して外は風が吹ており気分がよかった。
道中、夫の保有ポイントが期限間近なのでドラックストアで豪遊させてもらったり(はまってるフルーツ酢を買ってもらう)、家の周りにできたパン屋を冷やかしたり、もう少し行ったところに私の好きそうなパン屋があるので追加で20分ほど歩いてみたり(休みだった)、その近くのショッピングモールでラーメンを食べたりした。つまるところパン屋にかこつけたデートである。おもしろかった。
食パンをふたつ買った。1.5斤を2個買った可能性がある、どのくらいが1斤なのかいまいちわかっていない。めずらしくふたりともおいしく食べている、私は焼く方が好き。おそらくまた買うだろう。
今日気づいたけど食パンだけ食べるのって多分全然好きじゃないな。スープとか汁物がないと食事として取った気にならない。あと副菜もほしい。でもパンで済ませる日はそんなものを準備する元気のない日というジレンマ。
→以前母からシャルドネ味をもらい、1杯飲んでなんとなくそれっきりになっていたけど、久しぶりにちょっとはまってます。夫に買ってもらったのがこの味です。シャルドネより好き、グレープフルーツの酸味と甘みがあって夏によく合います。氷をぎっちり入れてだんだん溶けるのを楽しんでます。最後の方はだいぶ薄い。
去年の今ごろやっていたように、そろそろまたフルーツ酢を自作すると思います。前はレモンでつくってたけど今回はグレープフルーツでつくってみようかな。
外でラーメンを食べているときに18時になったので夫の分の大規模接種センターの予約を試みる。複数のブラウザで開くとつながりやすいらしいこと、曜日変更初回であること、オリンピック期間でテレビに夢中な人が多いことから今日あたり取れるのでは予感していた(大谷選手のホームランダービーのとき、町医者での接種予約の電話がつながったと、1週間かけ続けてずっと不通だった人が言っていた。なるほど)。案の定するっと入れた。
日付も時間もそれなりに選択肢があって、でも迷っているうちに埋まったら悲しいので一番早い日で取る。
おかげで今週は出かける用事がかなり詰まってしまった。1週間毎日出かけづくめ。嫌な用事なわけではないし、どちらかの用事しかない日もあるし、夏バテに気をつけながらやっていきたい。
夫の接種に関して母がずいぶん気にしてくれていたので「取れたよ」と連絡したら「やっぱり? 今日はいけると思ってたんだよ、念も飛ばしてたし(ピース)」「5分前くらいから念飛ばしてて、そしたら紗季から連絡があったからこれはきたなと思ったわけ」と言っていた。なんかやっぱり持ってる人なんだよなあと実子ながらに思う。思い込みと言われたらそれまでなんだけど、こういうことは信じておく方がおもしろい。
おもしれ~と思った記事を覚書として貼ります。
人の共感力は読書によって養うことができるが、ノンフィクションではあまり効果がなく、フィクション小説の方が効果が期待できる。ただし長時間の読書が必要、という内容。長時間がどのくらいを指すかはわからないですがフィクションは書くのも読むのも想像が大事なので、想像力が養われ、ともなって共感力も上がるのかな。
そもそも存在しない生き物について生き死にをつくりこみ、それに胸を喜んだり痛めたりするのってかなり特異なんだよな。だってその人いないんだもんなあ。漫画のキャラクターとか固有名詞として有名になったイマジナリーフレンドじゃないですか、だいぶ乱暴な言い方ですが。
昔アニメちびまる子ちゃんで、まる子が身の回りの物体すべてを擬人化した回があった。まる子は物をていねいに扱う(実際には使わない、大事に”保存”しておく)ようになり、ハマジらクラスの男子にも「そんな風にボールを乱暴に扱うのはやめなよ、ボールが泣いてるよ」と注意する。すると男子らは「そんなこと言ったらお前の靴だって踏まないでって言ってるだろ」「グラウンドやボールだってそうだろ」と猛反発を食らい、苦悩し、物は使ってもらっている状態が一番の幸福なのだと気づく話。
これは共感力が行き過ぎた例で、ここに至ったことがある人はそんなに少なくないと思っている。と言うのも私も物体に気持ちがあるなら使役されるのはつらいのか? と考えたことがあるので。そのときはまる子みたいにはならず、でも物体に気持ちがあるかなんて今の自分にはわからないからまあいいかと思ってそれで終わった。
想像力は共感力に直結すると思っていて、対人でこの行き過ぎた想像力や共感力を持っていて苦しい人も世の中にはいるはずだ。そういう人を思うと必ずしも高い想像力や共感力があることが美しく誉なことだとは思えない。でもその力がない人間は怖い。共感力と図太さのバランスを養うにはどんな本を読めばいいのだろう。
↑こういう四方山を書いてるとこのブログの本懐を遂げているようでいい気持ちになるなあ。
カテゴリ分けをしようと言ってまだ全然、カテゴリさえ決まっていないけど。これで36記事になってしまうので早めになんとかしたいな。記事が増えれば増えるほど内容の精査がめんどうになってしまう。
Twitterからの話。
片岡鶴太郎さんが早起きを心がけすぎて一周回って23時に起きているという話で笑った。早起きという言葉の懐深さよ。
■7月27日火曜
台風前夜。寒いほどの夜。
深夜トイレに行こうと目を覚ましたら手元に虫が飛んでいる。ガガンボのような手足をしているけどからだはそこまで大きくはない。羽音がしっかり大きく、甲虫めいた音を出す。だから怖い、甲虫の羽音が一番殺傷力がある。というか体格に対して羽音がでかすぎる。おかしいだろ。もう一度寝てしまおうかとという甘い考えを尿意が頑として許さない。己のからだを憎む。私たちは肉体があるばかりにこのような苦悩を味わう。
意を決して、虫を閉じ込めるように毛布を勢いよく飛ばしす。トイレに行き、戻るときに小さなほうきとちり取りを持った。やつを捕らえて外に出すためだ。殺虫剤を使うことはまったく頭になくて忘れていた。殺生はなるべくしたくないし、羽音のでかい虫は怖いので真っ向から向かいたくはない。
寝室の電気をつけておそるおそる毛布をめくるとやつはいない。夫は意に介さず寝ている。旗のように広げて表も裏も見た。いない。どこだよ。あの羽音がしないか耳をすます、いない。途方にくれる、ひとりでに逃げたのだろうか。リビングから羽音が聞こえた気がして電気をつける、いない。また耳をすます、聞こえない。いないならいないのでかまわないのだ、平和は思いのほか早く訪れた。
何週間かぶりに虫に起こされた。何かの予知夢なのか。前回は真っ赤な翔蟲が家のなかに入ってきた。寝ぼけて立ち上がりさえした。
「虫の報せ」なんて言うくらいなので一応夫の様子を見たりスマホを見ておく。とくに何事もなさそうなので寝た。起きてからはナショナルジオグラフィックを見た。最近夫がはまっている、メンタリストを見終わったことも関係している。
買い物に行って晩ごはんをつくっていると夫が様子を見に来た。
今日のメニューはたらのパン粉焼き、たこの酢の物、ちくわきゅうり、なすとおくらと豚肉を炒めた味噌汁。和洋折衷と言えば聞こえはいいがいつもこんな混ぜ具合である。メニューや具材のことを一通り聞いて「贅沢すぎて秒で痛風になっちゃう、楽しみ」とコメントを残しリビングに帰っていった。この感じで贅沢と言ってもらえるなら何よりなのだけど、食事面で貧しい気持ちにさせていないか心配になる。
ちょうど去年の今ごろも夫リクエストでちくわきゅうりをつくっていた。当時の日記に「夫がちくわきゅうりを食べたがる。つくると喜んで食べた」と記されている。夫曰く「飼育日記?」とのこと。半分ほどそう。
夫に「買い物行くけど食べたいもの何かある?」と聞いたときのリクエストランキング。
1位 納豆
2位 アイス
3位 ポテチかフライドポテト
4位 いかのかむかむ和え
5位 ちくわきゅうり、たこ
なんとなくかわいい趣味だなあと思う。
■7月28日水曜
レッスンでお会いした方からオーダーをいただいたので発送の準備をする。発送なんてずいぶん久しぶりだ、箱にしまっていた発送道具をいそいそ引き出す。レッスンに参加してもらえることも、オーダーをもらえることも同じほどありがたく嬉しい。自分のために金銭を使ってもらうのはなんと気の引き締まることよ。
ナショナルジオグラフィックの空港警察の麻薬取締官の回を見る。
序盤で15kgのコカインを密輸しようとしていた人が出てきたので以降の6kgとか700gとかの人がすべてかすんでしまった。見た感じ人の好さそうな中年の男性や、信心深く生きてきたのであろう女性が逮捕される。人は見かけによらないのか、彼らの言うように本当にいつの間にか荷物にコカインを仕込まれていたのか、神のみぞ知る。海外旅行にはそういうリスクもあることを知った。普通にかなり怖い。
2018年時点でのコカインの末端価格は1g2万円らしい。15kgの密輸に成功していたら3億円の金が動くのか、700gでも1千4百万円。縁遠い金額すぎて正直よくわからない。すべて遠い話に聞こえてしまう。でも日本にも違法薬物はあって、2020年は横浜税関で1.2tの違法薬物が押収されている。トンて。摘発件数で言うと全国の約6割が横浜税関で起きているそう。なんと物騒な港よ。
15kgの麻薬の密輸で3億なら、3億円事件ってすごかったんだなと漠然と思う。あれは確か人が死んでいないんですよね。言っていいことではないけど見事だよなあ。
この記事の中に722kg(末端価格144億円相当)の押収があるけどこれも桁がすごすぎてもうな~んにもわかんない、どういうこと。ギターに隠した700gでも見つかるんだから144kgなんて無理だよと思っちゃう。ダイナミックすぎてすごい。
初めて鉄のフライパンで餃子を焼く。夫が丹精込めて育てたフライパンの力量やいかに。
結果としては1回目は火加減を間違えて少し焦がした。水も少なかったかもしれない。でも焦げのにおいのわりに見た目はひどくなく、パリッとしていておいしかった。端の方の剥がれがあまりよくなく、端を育てるか入れる個数を調整するか考える方がいい。
2回目は火加減よし、水の量よし、身の剥がれ悪し。無印の巨大シリコンスプーンを使ったら盛大に皮が剥げ、やつは餃子には不向きだということがわかった。やはり餃子では木べら以外信用してはいけない。木べらで剝がしても全然皿に落ちてくれなかったけど。
鉄のフライパンマスターへの道はまだ遠く険しい。単純に餃子の焼きがへたなだけかもしれない。あらゆる可能性を保持し、己の自尊心を守っていくスタイル。
味はテフロンで焼くよりも皮が妙にもっちりしていて食べ応えがあった。夫は「こっちの方がおいしいかも」と言っている。
■7月29日木曜
本日夫のワクチン接種1回目。
インフルエンザのワクチンでも腕が腫れるので1回目でも苦労しそうだと思っていたら意外とそうでもないようす。
付き添いしようか聞いたら大丈夫と言われ、お言葉に甘えて家でごろごろしていたら帰ってから晩ご飯をつくっていた。ちなみにお昼もつくってくれた。左腕はだるそうだけど元気そうにしている。もしかして大丈夫なのか、外で水を買って飲むんだよと言ったら1口分しか減ってないペットボトルを持って帰ってきたけど。もっと飲みな。
握力が強いので川底を歩くこともできるんだとか。すごいなあ。←の情報は以下のサントリーのページを見ました。このページは初めて見たのですが各鳥にまつわる和歌も掲載してあって、よさがありますね。今はこういうページがたくさんあって学びには本当に困らない。いい時代だ。
フィンランドでは川が凍り始め、氷が5cmほどになったころにスケートをするとかなり独特の音が鳴る。氷が薄い時期のスケートにも、その音にも名前があるんだけど忘れちゃった。薄い氷がスケートの衝撃で割れたり、まだ凍っていない水に反響してカリンバのような音が鳴る。冬を告げる音なのだろう。季節を告げてくれるものっていいよなあ。音ではないけど、日本で言う山の種蒔きじいさんみたいなもんかな。これは西岸良平の漫画『三丁目の夕日』で知りました。六さんが好きです、超偏食のリカちゃんも。
ブラックマンバという蛇の回では犬に蛇の毒が注入されていて動物病院へ急ぐシーンがあるのだが、このとき助手もブラックマンバの毒が目にかかった。助手はブラックマンバの毒にアレルギーを持っており、処置が遅れれば死ぬ。動物病院への道中、ぐったりしていく犬に呼応するように彼女の目はどんどん濁り腫れていった。犬も助かってほしいし、助手も早く目を洗ってほしくて終始はらはらしていた。
多分何匹ものブラックマンバを捕まえるなかで少量ずつ毒がかかり、蓄積されていってアレルギーとして反応するようになったのだろうけど、どのくらいの毒を浴びればそうなるんだ。すごく勇敢な人だと思った。
ちなみにブラックマンバの毒は(番組内での言及はなかったけどおそらく1回の注入で)人間10人が死ぬそうです。馬で言うと何頭くらいなんだろう、馬は死なないのかな。人ひとり60kgだとすれば600kgだからサイズによっては馬も1頭くらいいくのだろうか。
そういえば何十とか何百種類の蛇の毒を自分のからだに注入して、その人の血液があらゆる蛇毒の血清になった人がいた。あれもどういうことなのと思ったが。
→キーワードしか合ってなかった。人ひとりから35種類の蛇の血清ができている。
「採取した毒を最初は水で薄めたものを注射しはじめましたが、徐々に濃度を高くして体を毒に慣らし続けることで、体内で毒への抗体を作ってきたとのこと」とあるけど完全に茹でがえるの法則だ。やはり急激になにかするのはよくないけど少しずつしていけばやがて慣れていくんだな。人生をよい方向に変えることも悪い方向に変えることも。
トイレをきれいにしておくと運気が上がると言われるのも多分似たことで、新しい習慣を追加することで古い習慣がひとつ入れ替わり、その行動を起点にまた他の行動が変わっていき、その結果、というサイクルが起きるのだと考えている。バタフライエフェクト。だからなにか人生をよくしたいと思うのならまずはひとつ新しい習慣を入れてみるのがよい、最初は薄めた毒でもそのうち100%濃度の毒を入れられるようになる。あんまりうまいこと言えてないな、忘れてください。
まあ「習慣」って慣の字が入ってるのでいきなり全部は変わらないよねという解釈です。習って慣れろなのでよさそうな人の真似していくのがよいのでしょう。
映画イン・ザ・プールを少し見る。
早寝の日。
■7月30日金曜
夫、ワクチンの副反応で38度の熱。まだ1回目でこれなので、2回目では45度くらい出るだろう。「41度になったら救急車呼ぶね」と言ったら「40度で呼んでね」と返事。45度まで行ったら生卵でも握っててもらおうかな、そのうち温泉卵になると思う。
今日は恒例の通院予定だったが夕方にずらした。「1回目のとき紗季さんが余裕そうだったら油断した」とだるそうにしている。おやげない。
大規模接種センターから得た情報でノーマルバファリンが効かないらしいのでバファリンプレミアムを買いに行く。ドラッグストアで大きめに展開されていたけど在庫が2個程度しかなくて驚いた、みんな副反応に苦しんでいるのだろうか。それだけ多くの人がワクチンを打ってくれているということだろう、ありがたいことだ。みなさんの熱が早く下がることを願っています。
ついでにウィダーのようなゼリー飲料やヨーグルト、春雨スープなど食べやすそうなものを調達。薬を飲むときはビタミンC、カフェイン、カルシウムはよくないらしいが買ったときは知らない情報だったので以降気にする。
聞くところによるとビタミンCは薬を活発にしすぎ、カフェインはすでに薬に含まれているから過剰摂取になり、カルシウムは効果が遅延するらしい。三者三様の理由である。
どれをどのくらい接種するとよくないのかがわからないので、服用前後1時間くらいはオレンジジュース、コーヒー、牛乳はやめておくくらいでいいのかな。レモンはかじってもいいのか。だめか。デカビタのゼリー飲料もだめなのかな。買ったヨーグルトは元気になってから食べる。
薬を飲んで冷えピタを貼ってもなかなか熱が下がらず、病院の予定を明日に変えてもらったあとにエアコンを入れたら急激に平熱まで下がった。放熱がうまくできていなかったのか。そういえば夫は放熱苦手疑惑があるのだった。パソコンなどは10円玉複数を背面に貼っておくと放熱できるようになると聞くが、もしや夫も?
「暑くもなく寒くもない」と言う発熱状態の人間を信じず、早くエアコンを入れてあげたらよかった。これは判断ミス。2回目は任せてほしい。
エアコンパワーで熱が下がったので病院の予約を再度取り直して付き添いへ。終わってから夫の用事で携帯ショップに行く。
用が終わるころには20時近くで、緊急事態宣言の影響で外食できず。だいぶおなかが空いていたので家の近くのテイクアウトに寄って晩ご飯を調達する。
漫画『ゴールデンカムイ』が無料開放されているのでさすがに読んでいる。人が死ぬときだいたい見開き。今のところ鶴見中尉が好きですね、いかれた人なので。
Twitterの広告で、余り糸でつくった靴下について知る。買ってみようかなと見てみたら2足千円で怯んだ。ファストファッションを脱却して環境などに配慮しようとするとそれなりの金額を費やさないといけない。
選挙に行くことや仕事全体の環境をよくしていくこと、自然を気にすることはすべて子をなそうとする者の義務だと考えている。子が生きていく世界がどうであってほしいか、自分の希望が少しでも形になってほしい。そのためにはこういうところでのお金の使い方を変えていかないといけない。少し勇気の要ること。でもとても大事なこと。
ファストファッションの楽なところは、「もうすでにそこに好きなジャンルの服があることを知っている」こと。ユニクロに行けば手ごろでシンプルでカジュアルな服が見つかる。今からSDGsに取り組んでいて、好みの服で、手を出せる値段のブランドを探すのは正直かなりめんどうだし大変。億劫。最終的に無印に行きつくんだろうなと予感している。
■7月31日土曜
夫、完全復活。
お世話になった人のポップアップショップがあり、行くかどうか散々悩む。行くと仮定したときの出発30分前に行くことに決め、予約を入れ、夫としたくする。久しぶりの遠出だ。
最後の予約枠で人は少なかった、そもそも到着したのも終了30分前である。かなりドタ。でも行けたからいいのだ。
去年の12月以来にお会いする方でいろんな話を聞かせてもらった。元気で素敵な人だなあといつも思う。
帰り、夫と「人の命は平等か」を話す。夫は不平等派、私は平等派。
「赤ん坊でも老人でも、金持ちでも人殺しでも地球からしたら人間がひとりいなくなるのは変わらないよ」
「崖から落ちそうな赤ん坊と死刑囚がいたら、どっちを助けるか明白じゃない?」
「そうかなあ、命の価値が同じなら変わらないよ。中身がわからない箱がふたつあって、どっちかを選ぼうとしたときって悩まなくない? 判断材料ないし。そういう感じに思ってる」
「そういう話なのかなあ」というところで家についた。
意地悪なことを言えば助けた赤ん坊が超大罪をやって死刑囚になる可能性はあるし、死刑囚が実は冤罪だった可能性もある。言い出したらきりがないので命は平等だと思いたい。私たちは皮1枚剥いだら同じ肉しかないのだし、ジャングルに放り出されればほとんどの人は等しく死ぬ。
それに自分の命と誰かの命が天秤にかけられているときにそういう感情的な理由で選ばれたくもない(自分が他人より何か勝っていたり華々しい人生をやっているともあまり思わないし)。他人の感情で生き残るのも死ぬのも嫌だ。Aさんから見れば私を生かすべきで、Bさんから見ればもうひとりを生かすべき、みたいなややこしいことしないでほしい。くじ引きで決めてもらいたい。
もしくは「生存可能点数」みたいなものを数字にして出しておいてくれれば諦めやすいかもしれない。今までの愚行や善行の数々をいい感じに可視化して、有事の際に生き残らせてもらえるのかどうかを第三者が明確に判断できる。多分そういうの星新一が書いてるだろうな。
晩ご飯を食べていたら箸が折れた。歯で折った。ちょうど明日レッスンで出かけるのでついでに雑貨屋で買ってくる。ニトリで買った2膳100円の夫婦箸、2年間ありがとう。毎日いろんなご飯を食べました。
手の大きさが夫と一緒なのに夫婦箸であるがゆえに短い箸を使っていたので次は長い箸にする。たまに夫の箸を借りると使いやすさに驚く。
誤字脱字を見たいのだけど明日にそなえて寝たいので(今深夜2時44分)もう寝ます。そのうち読み返すときに直します。
おわり
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