日曜日の朝

毎週日曜日朝8府30分ごろ更新。役に立つことは書けません。

8月22日~28日 もらってきた検便キットはどうしたら

■8月22日日曜
夜中(日付的に23日)に夫の好きな高野豆腐を炊き、ひじきと豆を和え、唐揚げの下味をつけた。ひじきを水と一緒にタッパーに入れて放置。火の前で高野豆腐と一緒に鍋に放り込んだにんじんがやわらかくなるのを待つ。台所に隣接した風呂場の前に腰を下ろし、本を読みながら。
ここ何回か、高野豆腐はだし汁で戻してから炊く。水だけで戻すよりはおいしいような気もする。煮るときにどうせだしを入れるんだから水で戻してもいいんだけど、それなら先にだし汁つくってもよくない? と思った。戻すのに使っただし汁は炊くときにそのまま使う。
戻した高野豆腐の汁気を絞って、食べやすい大きさに切って、鍋に戻す前に調味料を適当に入れる。醤油、酒、甜菜糖。だしは戻すときに使ったものを転用するから入れない。醤油で薄茶色くなった汁に高野豆腐を立てて入れて余ったスペースに乱切りにしたにんじんを敷き詰める。鍋の底面積の都合上、そして一度につくる量の都合上、こうしないと全部が煮汁に浸からない。ふたをして弱火にかけて本を読む。
そのうち煮物然としたにおいがぐらぐら言う音を連れてくる。にんじんを楊枝で刺して、よければ火を切る。今日はまだ硬い部分があったからとろ火に落としてまた本を読む。なんとなくあまり沸騰を続けたくない。たまに寝ている夫の様子を見に寝室に行くと、荒木飛呂彦風になっている瞬間があるので写真に撮る。撮り終わったら違う寝相になっていた。こういうタイミングはしばしばある。リビングを通るついでに洗濯物を少し取り込む。いくつかに寝室にしまうものがあり、それらは音的に夫を起こしかねないのでリビングで静かにしまえるタオル類だけ畳む。
そういえば夕方に「永久不滅リサーチ」に登録した。名前がすごすぎてぞくぞくする。いつか宇宙のこととかも、倫理とか哲学も研究してほしいような名前だ。永久不滅リサーチ、まことロマンティックなり。
ログインしてみると「永久不滅プラス」というサービスもあるようでたまらない。「永久不滅ポイント」という名前自体、もう聞きなじんではいるけどどうしてそれをつなげようと思った? ずるい名前だ。
 
さてにんじんが煮えた。やわらかく甘くなってくれた。粗熱を取ってからタッパーに詰めて冷蔵庫へ。絹さやでもあればもう一息色どりもよいけど、私がつくる高野豆腐の煮物はこれで固定されつつある。シンプル。砂漠に花が咲くならこういう色味であってほしい。赤じゃなくて青でもいいけど青い野菜はない。
粗熱を取るときや冷蔵庫のしまうとき、決まって父が「煮込み料理は冷めるときに味が染みるんだ」と言っていたのを思い出す。父は何ヶ月かに1回、牛肉と玉ねぎを6時間以上かけて煮込むスープをつくっていて、それが好きだった。子どものころは料理の手伝いをするのが好きで、そのときも決まって火の番をしつつあくを取るのを楽しんでいた。たまに父が様子を見に来て、「味見するか?」と小皿を渡してくれた。味がよくなっても「冷めるときに味が染みるから」とすぐには食べさせてくれなかった。スープは冷えるとどんどん白く固まった脂が出てきて、それを見るのも好きだった。
あのスープを最後に飲んだのはいつだったか。今ではあんなに脂が多いと苦しいだろうな。そういうものを、私は誰かに残せるだろうか。
 
朝5時ごろ食事。炊いたばかりの高野豆腐、ひじきと豆の和え物(何か足りない気がしていたらツナを入れるのを忘れてた。まあいいか)、前に母と会ったときにもらったインスタントのにゅう麺、卵かけご飯。ひとりの食事はだいたいこんな感じ。食べ終えて、先週約定できなかった株の注文を入れる。一応低めに指値する。買えてくれ。
 
■8月23日月曜
もう1銘柄配当利回りのいい銘柄を見つけた。ここも買ってみようかな。毎年優待の権利落ちのタイミングで値上がりしているみたいだからそのときに売り抜けていきたい。まずは値下がりを待つ。
 
母から丸3日連絡がない。2年前に実家を出てからほぼ毎日なにかしらの連絡をくれていたし、返信もしていた。それがない。アンケートサイトの新着アンケートの通知ばかりが鳴る。
曲がりなりにも一人暮らしの高齢者なので自然心配が湧いてくる。ので無事かどうかの連絡をした。晩ご飯を食べつつ2時間ほどで返信があって安心する。ワクチンの2回目の接種をしたり痴呆になった猫の世話でばたばたしていたのだそう。あとは私が忙しいのではと遠慮していたらしい。そうとはつゆ知らず。
ふと、もし母が家の中で倒れたりしたら誰がどうやって見つけて、家族の誰に連絡をくれるんだろう? と疑問を持つ。
今回みたいに何日か連絡がないことをきっかけに気づくのでは十中八九手遅れになっているはずだ。それは避けたい。運よく隣人が気づいてくれればよいけどそれもかなり不確定要素だし、第一そこからどうやって家族に連絡が来る? 隣人から父? それとも保険会社とかがなんとかしてくれるんだろうか? 身軽さから私に連絡が来るのがよい気もするがやはり父がベターだろうか。連絡不精な人だからすぐに折り返したりできるかな。
前にケトルか何か使用頻度が高いものを使うとアプリで家族に使用連絡が行く、みたいなサービスがあった気がする。そういうものを導入する方がいいんだろうか。母は元気な人だが死は礼儀がなってないのでそんなことにかまわない。祖父の死以降うっすら考えていた「一人暮らしで高齢者である親」への危惧がいよいよ実態を伴う。
 
アンケートサイトと言えば。永久不滅リサーチは思っていたよりもいいペースでアンケートが来る。この調子なら第一目標である60永久不滅ポイントはすぐに貯まってくれそう。嬉しい。まだ試運転なのでとりあえず9月末ごろまでやってみる。母体がリサーチパネルらしいからそう嫌なことにはならないだろう。
月どのくらい貯まるだろうか。もしもマクロミルみたいに月1000点貯まるなら、毎月ふたりで映画を見て、Pontaポイントを1000ポイントもらって、スタバカードに450円チャージできる。永久不滅ポイントは貯めるのが大変な分割りがいい。捕らぬ狸の皮算用であるが期待したい。ポイントの獲得履歴が1日1回更新されるのでまずは明日、いくらになっているか楽しみ。
 
scrapboxをやってみようか考えている。テキストベースのアウトプット向けアプリらしい。覚えたことのメモなどを手書きやエバーノートにつけているけど、知識と知識の結びつきができていない。1年間つけてきた知識メモにも同じジャンルのものがあるはずなのに。それが紐づけばもっと実感を持って覚えられるだろうに。エバーノートをうまく使えばそういうことができるのだろうけどただの便利なワード化してしまってる。正直ノートを探すのがちょっとめんどう。
scrapboxはそういうことに向いているものらしいので、気になったニュース記事とかツイートとかを適当に貼ってつなげてとできたらいいなと思う。やってみるか。エンジニア向けアプリな気もするけど。
 
■8月24日火曜
永久不滅ポイントのチェック。アンケートサイト上の字面が730ポイントなので一瞬めちゃくちゃ喜ぶが、100アンケートポイントで1永久不滅ポイントなのでひっそりと7永久不滅ポイント分貯まっていた。
たかが7ポイントと侮るなかれ、通常7,000円分の買い物をしないと得られないものである。ありがたいことこの上ない。運よく長いアンケートがいくつかあってそれが効いたらしい。毎月100ポイントでも貯まってくれれば嬉しい。謙虚に。
 
昨日のとおりscrapboxを始めた。今までエバーノートを使っていたけどUIとやりたいことがかなりマッチしていていい。使いやすい。記事中のどこにでもタグづけができて、ひとつのノートからリンクを貼ればリンク先からも自動でリンクが貼り返される。バックアップもかなり早くていつやってるのかわからないくらい。
記事一覧がブロック表示なのもいい、エバーノートだと更新していないノートは下に埋もれてしまって存在を忘れてしまいがちだった。ちまちまエバーノートでつくったメモたちを移行している。
全体的にエバーノートの使い方をあらためればいいような気もするが、今のところscrapboxはいい。ページ間の移動が楽なのが便利。エバーノートはエバーノートでワードソフトとして使っていく。純粋にテキストをつくるだけならこっちの方が楽だから。
 
前に三井住友ナンバーレスカードをつくった。そのときに特典でもらったVポイントが1,000点あったので使い道を調べる。ついでに光熱費の引き落とし用につくった三井住友銀行の口座でも100ポイント貯まっていたのでうまいこと合算できないか調べる。これがまじでほんとにややこしくて「こんな若者にさえ分かりづらい仕組みにしてご老人はどうするの?!」とずっとぶつぶつ言っていた。
 
前提としてアプリが
①三井住友ナンバーレスカード用のスマホアプリ
②Vポイント管理用のスマホアプリ
の2種類が存在する。
 
そしてポイントは
①クレジットカード作成でもらった特典1,000ポイント(アプリ②に紐づけ)
②銀行口座利用で付与された100ポイント(アプリ未紐づけ)
の計1,100ポイントがある。これをうまいこと合算させたい。
 
Vポイントの用途はクレジットカードの支払いに充当、他社ポイントへ交換、カードのタッチ決済での支払い、三井住友口座の振込手数への充当などがある。
ただしこれは、「アプリ①に紐づいたクレジットカードの利用で、クレジットカードについたVポイントで」使えるらしい。私が持っているポイントはアプリ②に紐づいており、アプリ①のポイントとは別扱いになっている。この時点でちょっと嫌だなと思っていた。ややこしいからまとめてくれ。
調べによると、アプリ①で貯めたポイントの交換先の一種にアプリ②があるらしい。アプリ②に交換すると口座へ現金として振り込むか、買い物で使うくらいしかなくなる。あとはオンラインギフト券になるくらいだったか。他社ポイントへの交換などはできなくなる。これすなわちアプリ②はポイントの最果ての地だということ。私がもらった1,000円分のポイントは最初から痩せた土地に植えられていた。口座に振り込んでもらうのが一番シンプルだから別にいいんだけど。
 
以上のことがわかるまで(にログインPWを忘れてすったもんだしたのもあって)1時間くらいかかったのではなかろうか。
どのwebサイトがアプリ①に対応するサイトで、アプリ②に対応するサイトなのかがかなりわかりづらく、ひとつ調べものをしているとどちらか(最悪両方)のセッションが切れてまたログインし直したり、特定のサイトの特定のページだけリンクミスなのかエラー表示が出たりとずいぶんつらかった。全部三井住友関連のページだから色が一緒で判断要素が少ない。ひとつくらいVISA仕様にしておいてほしかった。
 
結局ポイント②をアプリ②に紐づけてポイント②と合算することができた。まじでめでたいことよ。新しい祝日ができてしまう。
ポイント②を貯めていた口座がどのくらいのペースでポイントが貯まっていくのかわからないけど、家用の口座にしているからある程度貯まったらそこの口座に現金振り込みをする予定。財務関連を毎日こつこつやっていてえらい。
 
夕方買い物に行く。予算は3,000円。これは手持ちの現金で、最悪キャッシュレスの方にまだ残っているから予算オーバーするならそっちから、と考える。
なんだかだお会計が予算を超えたのでキャッシュレスアプリを立ち上げたら「ログイン仕様を変えたからもう1回ログインして」と言われて軽く詰む。パスワードを忘れていたのだ。
やむなくレジの人に「ケーキとごま油戻してもらってもいいですか……」とお願いして現金で支払った。ストロング節約スタイルで帰宅。アイスは買った。
 
■8月25日水曜
「”実家のカレー”という概念のカレーが食べたい」と言われてつくる。にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、お肉が入ったゆるみのあるカレー。
ゆるみのあるカレーのときは土鍋に具を放り込んで最初から煮ているけど、「実家カレーの概念」と言われると先に炒める必要がある。なぜならルウの後ろの説明書にそう書かれているから。野菜らを炒め、土鍋に放り投げ、野菜を炒めたままのフライパンで一口大にした豚肩ブロックを焼いて、また土鍋に放り投げ。水とスパイス少々を入れて煮込む。じゃがいもがやわらかくなったらルウ投入。ジャワカレーの辛口とゴールデンカレーの辛口にした。「実家カレー」と言えばやはりゴールデンカレーかバーモントであろう。こくまろ派もいる。
最近キーマカレーみたいな水分の少ないカレーが多かったせいか新鮮な気持ち。土鍋を出すのもすごく久々。味も妙においしくできた。これをもってわが家の「実家カレー」としたいほどの出来栄え。お肉は私の実家では豚小間肉が多かった気がするけどブロック肉も食べでがあっていい。強い主張を感じる。
土鍋を冷蔵庫に入れようと熱が下がるのを待っていたけど2時間ほどしてもまだ十分温かくておもしろかった。そこまで保温してくれなくてもいいよ。内容物が多いし夏の台所だったから保温できすぎちゃったのかな。野菜に旬があるように土鍋にもあるのかもしれない。
 
ヒカキンさんが医療団体に寄付をしたニュースを受けて、同じようにした。アンケートサイトのポイントを2,000円分、医療関係に。手軽な金額だけど、巡り巡って必要なところに届いてほしい。1円だってしないよりする方がいい。
 
上田岳弘『ニムロッド』読了。
以下はとりとめのない感想です。
 
帯に「新時代の仮想通貨小説」とあるけど旧時代の仮想通貨小説もあるのか?!
ずっと「人間を人間人たらしめているものって結局なんなんだろうね」みたいなことを漠然と問われいている。
作中では欲が人間を人間として肉体を象るように書かれていて、仏教的に人は悟りを開いて仏への道を一歩進むのでまあそうなのかもなと思う。欲がないって生きていたいとも死にたいとも思わないってこと?
バンドニルヴァーナを通して涅槃の話もあった。「本当に煩悩から解放されて、死んでいても生きていても同じ状態なんであれば、わざわざ自殺を選んだりはしない」と中本は誰に言うでもなく思う(これが上の悟り?)。ただそれはその状況に自ら望んで近づいていくことと、周囲の否応のない変化によってもたられせるのとでは大きく違っていて、後者の絶望はいかほどだろうか。
作中小説で人間の王は世界中に存在したすべての駄目な飛行機を集めきる。王の資産で買えないものはないが、売られていないものや存在しないものは買えない。
富を象徴するように彼が住む塔は世界でもっとも高く、バベルの塔をも超えている。雲を突き抜けまだ遠く建つ。地上は見えない。地上の人々は技術な純粋な進化のおかげで寿命をなくし、永遠の命を手に入れた。人々はより合理性を求めて世界を司る情報プログラムと一体化する。寿命を取り払い、個を取り払うことで巨大なひとつの個になる。
バベルの塔なら同じ言葉を話していた人々は神によって異なる言葉を与えられ、異なる土地へ飛ばされる。人々が神を脅かさないように。ここでは逆のことが起きていて、人々はひとつの意識集合体となってそこにいる。バベルの塔の話を引用して「ひどいと思わないか。/ひどいと思わないか」とこぼす王は、神になろうとしたのか。
 
人間の王に駄目な飛行機を売っていた商人が言う。「君の願いももう完璧に叶ったのではないか? それでも君はまだ、人間でい続けることができるのかな?」これはある意味では世界そのものが涅槃を実現しているのだけど晴れやかさはひとつもなくて、ただ世界が滅亡しちゃったからもう生きてても死んでもしょうがないよね、みたいなものだ。
王はおそらく最後まで人間でいたくて、だから太陽への片道切符に乗り込んだ。このへんはイカロスなのかな。駄目な飛行機という飛べない機械と、絶対的な力の象徴である太陽。寿命を失くした人間たちが自らを「最後の人間」と名乗り、本当の最後の人間が、神になろうとした人間が、神が一番はじめにつくったものによって命を落とそうとする。
結局人間が神になることはできない。世の中には、人間が生み育ててきたのに人間が理解できないものが多すぎて、理解できないものは最終的に知らぬ存ぜぬか神の仕業にするしかない(これをもっと現実の農業の面から見た本も読んだ。「農家は国や有力企業から与えられた肥料を使っていたが、彼らはその肥料に何が含まれているかを知らず、やがてその肥料しか使えなくなり、企業に搾取されていく」というようなことが書かれていた。唸る)。
ああでも、プログラムに取り込まれることを選んだ最後の人間たちは、世界を司るプログラムと一体化するのだから、それは世界を余すことなく理解できるということになるのか。じゃあ神になろうとした人間は人間として神の罰を受けに行き、寿命を失くして人間から遠ざかった者たちは神に近づくことができたのか。生きていても死んでいても同じ涅槃で、片方は死を選び、片方は生を続けたのか。最後の人間たちの方が涅槃を体現しているような気もする。どえらい皮肉。
 
駄目な飛行機は、飛行機としては駄目であるけれど技術の革新には役立ったよね、みたいな部分と、染色体異常でついぞ生まれなかった田久保の子も重なる。その時代に適応できなくて自ら命を落とす人がいて、そのなかにも社会に大きな影響を与える人や、人知れずひっそりいなくなって影響を最小限にする人もある。そのどちらにしても、誰かの死は、ある側面では社会の歪みや正しさを補強し、ある側面ではそれを否定する、と思っている。技術というわかりやすい形状ではないにしても。例えば現在の私の死は日本政府のコロナウイルスへの対応を批判する材料になるかもしれないし、あるいは誰かにとっては愛する人と共に暮らすことへの後押しになるかもしれない。
 
かつてはサーバーチームのシステムサポート部にいて会社の地下あるサーバールームに潜っていたニムロッドが、物語の中では空へ空へと向かっているのもまた、駄目な飛行機のニムロッドとかぶって見えてしまう。
目的を遂げられないことの無意味さは飛行機では経費削減ができないことで、荷室は自分の作品を認めてもらえなかったことなんだろうか。自分が産み落とした作品が誰かの心を揺らせなかったことだろうか。気力がなくなったら死ぬしかないものとニムロッドは言う。気力は欲でもあって、やっぱりそれが大きければ大きいほど人間を人間たらしめるのだろうか。
 
 
 
長々書きましたがおもしろかったです。とりとめのないようで以外と地続き。
自分が会社員を経験したり株や仮想通貨を持つことで、こういう現実の出来事に即した話の手ざわりがよりわかるようになって嬉しかった。「解像度が上がる」ってこういうことなんだろうな。
 
夜中「でんぐり返しできる?」と聞かれてした。「うるさ~、僕が静かにやる方法教えてあげる」と言うので披露してもらったらふすまがしっかり揺れてふたりで「うるさ~」と笑った。夏の終わりの夜の話。
 
■8月26日木曜
久しぶりに夫がひとりで出かけた。それを見送ってから眠る。
今週頭に指値で売り注文しておいた株が値上がりしている。本当は指値の金額よりも上で売りたかったので慌てて指値を上方修正。寝て起きたら最初の指値を超えた金額で閉場していた。どこまで上がってくれるだろうか。どこまでも上がってくれ。
 
夫の元に合流して内祝いを選ぶ。実店舗で買う予定だったけどよく考えたら通販の方が安いのでは? と気づき確認。案の定だったのでそこでは買わず、ご飯を食べてスーパーを冷やかし、いつものスーパーでは見ない奇妙な飲み物を買って帰った。
スーパーやコンビニの見切り品を見(て売れ残るに値するものだと確認す)るのが好きなのだが、このスーパーで以前、同じ種類のちくわなのになぜかひとつだけ値引き率が全然違っていたことがあった。結構派手に金額が違っていてすごくおもしろかったのを覚えている。ああいう奇跡を今もどこででも探している。
 
帰宅して大事な書類入れを整理する。定期メンテナンス。支払いから1年経ったクレジットカードの明細や、クレジットカードなどをつくったときの初期設定ガイド、もう契約したもののセールスチラシなどを捨てる。前も整理したと思ったのだけどどうしてこんなにあるのか。
そして夫が以前健康診断のときにもらってきた検便キットはどうしたらいいのか。「いつか使うんじゃない?」と言われたけどそのときは病院から新しいキットをもらいたい。もらってから1年近くか以上経ってるし。まあ品質的には問題ないんだろうけど。妙に頑なに保持したそうだったのでそのままにしておいた。今年のラッキーアイテムなのかもしれない。
 
■8月27日金曜
夫のワクチン接種2回目。米がない。絶対におかゆをつくる未来が確定しているので急いで買いに行く。
最後の晩餐にスーパーのでいいからメロンパンが食べたいと言うので買う。他にも夫の好きそうな菓子パンがあったが副反応が伸びて食べられなかったらかわいそうだと思って買わない。ひとまずメロンパンのみ。あとアイス。
 
夫がやっているオンラインゲームの一般ユーザーの生配信があった。
ゲームの練度に応じて1~7までランクあり、その各ランクの中でさらに1~4までレベルがわかれている。初めたての人たちがレベル7の4で、一番うまいプロの世界がレベルの1の1、という感じになっている。3ヶ月に1回ランクが振り出しになる仕様。ちなみに夫の最高ソロランクは3の4。3の3までなんとかいったんだっけ。
その配信では今までの最高ランクがレベル4台で、今一番下の7の4にいる人が、プロが巣食うレベル1を目指すもの。「見てる感じ4の2でさえ無理だと思うんだけど、いつ諦めるのか見たくて見てる。もう36時間くらいやってるみたい」とちまちまつけてた。見ながら「服着て!」「漁りが遅い!」「なんで今煙焚いた?」などとすっかり鱗滝左近次と化していた。
↑8/30に夫から「数字ぐちゃぐちゃよ」と言われたので直しました。失礼しました。
ちなみにこの「1回の配信で一番上のレベルを目指すのは、プロが企画で36時間くらいでやるもの」とのことです。
妙に眠い日で、久しぶりに朝になる前に眠る。新作の現代落語を聞く。
 
■8月28日土曜
朝から夫の熱が38度を超えていて、細胞が張り切っている。39度もしっかり出た。
昨日つくっておいたポカリを飲ませ、ゼリー飲料を飲ませ、薬を飲ませ、ヨーグルトをほしがったのでやり、冷えピタを貼り、タオルで汗を拭いてやり、着替えさせ、自分の昼ご飯に春巻きをつくる。
今までめんどうそうという理由でつくってこなかったけど、具を五目じゃなくてえびとはんぺんとか少なくアレンジしていけば、むしろ手軽なおかずだった。巻くのもおもしろい。しっかり目に焦がしたし破裂もあったが初回なのでご愛敬。
副反応でダウンしている夫が春巻きを物欲しげに見ていた。わりとおなかが空いていたようで本人の希望で1本の半分だけを食べ、それからは引き続き物欲しげなまなざしでじっと我慢していた。
 
妙に眠くて昼寝。5時間くらい寝てた。昼寝って何時間まで?
夫も起き、おなかを空かせていたのでおかゆをつくる。卵と豆腐の味噌汁も温める。
前回カレーの鍋に突っ込んでいた無印良品のシリコンスプーンにしっかりカレーのにおいがついており、それでおかゆをつくったせいで困惑させてしまった。責任払いで私も食べた。おなか空いてたし。奇妙な味だ。
最初はおかゆも味噌汁も器の半分で様子見をしたけどおかわりをし、普通の1杯を食べる。春巻きに興味を持っていたので1本丸々食べた。本当は昨日つくって一緒に揚げたてを食べる予定だったのだけど、思いのほかカレーを堪能し、外食も挟んだのでこうなってしまった。副反応が明けたら次こそ揚げたてを食べさせて口の中大やけどさせてやろう。
 
このあたりから熱が37度を出すようになってきた。からだもしんどそうだけどゲームができるくらいにはなってきた。
そういえば昨日の配信は確か今日の昼ごろまで続いた。私たちが見始めたころからレベル3の4からずっと動いてなくて、諦めていた。「むしろポイント減ってない?」と聞いたら「勝ってないからね。でもチャンネル登録は800人とか一気に増えてるよ」とのこと。お疲れ様でした。
 
永久不滅リサーチの報告。今日で開始から6日、初めての土日。今のところ54永久不滅ポイント分貯まっている。月200永久不滅ポイントくらいかな、まあ悪くない。
月200永久不滅ポイントならPontaポイントにして1000円分、スタバカードにして900円分。Pontaポイントだけで考えればPontaリサーチよりもよっぽど貯まりがいい。映画にするには3ヶ月ほどペースを維持しないといけないが、3ヶ月に1回映画を無料で見られると思えば十分。引き続きやっていく。
 
夫から借りた、木下龍也『天才による凡人のための短歌教室』をちまちま読んでいる。『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』の展示に連れて行ったか読ませたかしたら夫の方がはまった人。
単価教室とは言うものの、何か創作する人全般にはまる部分もあって、いろんな角度からパンチを食らっている。パンチを食らっている自覚があるだけまだいいですね。
木下さんと言えば以前Twitterで見かけた印象的な短歌がある。お客様からリクエストをもらって詠んだ短歌で「どこへでも行けるあたなの舟なのに動かないから棺に見える」というもの、初めて見たとき「えっ?!?!」と思った。この歌すごすぎませんか。何度思い返しても鳥肌が立つし、正直恐怖さえ覚える。同時に背中を押さえれている。どんなことでも手を動かしていかないといけない。
ここ何日か勝手にやっている創作に着手できていなくて気にしている。またちらちら進めていこう。本も読もう。
 
夜中にシチューをこさえつつフルーツ酢を漬ける。今回はピンクグレープフルーツ。ミツカンのフルーティ酢がおいしかったので。
ピンクグレープフルーツ240g、氷砂糖220g、酢300cc、蜂蜜小さじ1杯ほど。はたしてどうなるだろうか。おいしくできたらいいな。1週間ほど放置。
 
おわり
 
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