日曜日の朝

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1月2日~8日 ピザ用チーズと納豆、炭酸水、割引のいちご大福

■「希望を小刻みにすることで、希望が叶わなかったときの絶望を最小限にする」という一文を読んだ。よろしおす文章なのでメモ。
 
■合わせて「幸福への問いには不幸の影が射している」、「それよりも、「ああ、いいなあ」と思えた体験をたとえ小さくても大事にして、不幸という影を減らすようつとめる」と続く。これもよかったのでメモしておく。
出典:『JAF Mate』2019年11月1日発行
 
■内藤理恵子『正しい答えのない世界を生きるための 「死」の文学入門』読了。
哲学や古い小説などを土台に話が展開されていく。そのへんの知識が少ないので読むのにだいぶ時間がかかった。
「死とは常に他人のものであり自分では体験できない」、「善悪は相対的なもの。知識の枠組みが変われば簡単にひっくり返る」、「古事記では病や死にキャラクターを当てはめているから祀って退けるという文化になった」みたいな部分が印象的。
紹介されていた本がどれもおもしろそうだったのでいつか読めたらいいな。古事記と聖書をずっと読みたいと思ってる。死ぬまでには。死に際に読むほうがしみそう。
 
→本編とまったく関係ない感想。「ゴドーを待ちわびて」が出てきて映画「ドライブ・マイ・カー」を思い出した。映画を見るまで「ゴドーを待ちわびて」のことは知らなったんですが、本当にゴドーは登場しないと書いてあってめっちゃいいなと思う。ゴドーはなんのかさえ明かされないそうで。
どうしてもいつも創作物に対して、登場人物への救いがあったりや自分自身のカタルシスにつながってほしくなってしまう。何か得ようえようとしてしまう。
単純に作品との相性もあるし、作者との相性もあるし、そもそも作者は好きなものを好きに書いて、それを外野が勝手に手に取っているだけなんだから。作者からしたら救いとかそういうの求めないでもらっていいかなって気持ちだよなあ。昔のように、素直に作品が好きだから楽しみたい、飛び込みたい、そういう情熱が年々なくなっていく。心の歳を取る速さが想定外すぎて驚く。
 
映画「ドライブ・マイ・カー」に戻って、周りで評価が高いのだけどまだよさがわかっていない。原作が収録された『女のいない男たち』を買ったのでよさがわかるといいな。
ちなみに村上春樹を読むのは『1Q84』の2か3出版当時以来。ついていけるだろうか。
 
■新年初外出が有志でのPCR検査となった。
神社でのクラスター発生1週間前くらいに夫婦でその神社に行っていて、ちょっと気になるし行っておくか、という流れ。初めてのPCR検査。検体を取る時間より同意書を書く時間の方が長かった。
ふたりとも陰性でした。元気。
 
■検査の翌日に母とスーパー銭湯に泊まりに行こうとしていたのだけど悩んでキャンセルにした。
PCRの検査結果は遅くて翌日24時=宿泊当日の夜中に出る。
キャンセルしないで陽性かどうかハラハラしながら結果を待ったり、陽性で当日キャンセルすることになったらキャンセル料がどうなるとか、陰性だったとしてばたばたしながら行くのは旅行のよさが半減する。でも1ヶ月近く前から予定して楽しみにしていたので行けるなら行きたい。
母と相談しているときに「楽しみが先にある分にはいいわけだしキャンセルでいいんじゃない?」と言われて心が決まった。楽しみが完全になくなるわけではないんだからいいのか、それもそうか、と。
 
という方向に心は行きつつ、でも検査を終えて本当だったら今ごろ温泉か~などと思っていたら、温泉から帰る予定だった日に大雪。かなりしっかり積もった。
温泉の帰りに初詣でもして帰るかねなどとのんきに相談していたがそれどころではない。行っていたら帰れるかどうかの賭けになっていた。いや帰れるかどうかで済んでいればまだいい。雪で転んで怪我して入院でもしたらそれこそ本当に感染するかもしれない。
結果としてキャンセルしておいてよかったね、運がよかったわと母とひとしきりLINEで言い合った。1月か2月か、寒くて温泉が気持ちいいときに行けたらいいな。
 
■季節の中で生きていきたいので大雪の日は不要不急のスーパーに行った。去年か一昨年の雪のときも行った。雪が降ったからには外に出ないと。
ピザ用チーズと納豆、炭酸水、割引のいちご大福を買う。まったく緊急性のないラインナップ。
 
■去年の8月に始めた永久不滅リサーチのポイントを永久不滅ポイントに交換した。800点分。映画の無料券にするかPontaポイントにするかで悩む。すでに1,100点の永久不滅ポイントを持っているから両方できるんだけど。わはは。
豆知識として800永久不滅ポイントをセゾンカードの利用で貯めようとすると80万使う必要がある。てことは、去年8月からのこの5ヶ月には80万の価値があったってこと?!(ハチワレ) それって最高じゃん(これもハチワレ)。
アンケートサイトによって月平均で約150永久不滅ポイント分貯まる。100永久不滅ポイントは1,000Pontaポイントに交換できる。
晦日に10年くらいかけて貯めた8,000Pontaポイントを一気に使ったものの、8ヶ月おきに同じ感じで使えると思うと結構嬉しい。
買った本らを1年かけて読んで、1年かけて貯めたポイントでまた買うサイクルにできたらいいな。
 
■永久不滅ポイントをゲームで貯めよう、みたいなページを見た。完全にルーンファクトリーな牧場ゲームがあったので手を突っ込むか考えている。しばらくタブを開きっぱなしにしている時点でお察し。
 
■そういえばマイナポイント施策のときもnanacoがポイント付与率を悪くしたおかげで、マイナポイント5,000ポイントが100万円分の価値になったこともあった気がする。5,000ポイントより100万円もらう方が嬉しい。ポイントはこちらで選ぶのでなんとか100万円の方でもらえないだろうか。
 
■夫が潔癖症、もとい強迫性障害をなんとかしたがっている様子。用事で出た夫にあとから本屋に呼び出されてそういったコーナーを見た。そのときはなぜかぐったりしていたこともあって不機嫌に片足を突っ込んでおりちゃんと見られず、双方のタイミングを逃して本を買わなかった。
このとき買っておけばよかった。というか波に乗ろうとしていたんだからそれを外野要因でつぶすのは本当によくないことだった。せっかく新しいことをやろうとしていたのに芽を踏みにじったことを後悔している。
 
■2021年で同じ戸籍謄本に載ってない人とご飯をした回数は1回だった。法事除く。2019年も同じ感じだった。と思っていたら友人と会う約束が2回もできて嬉しい。よい日になったらいいな。
 
手塚治虫火の鳥 鳳凰編』を読んだ。今まで読んだ火の鳥で一番好きだ。『火の鳥』は火の鳥だけではなくて、火の鳥猿田彦の因果の話なんだとやっと気づいた。因果のあるふたりの話は基本すべてぶっ刺さる。藤原薫も『おまえが世界をこわしたいなら』が一番好き。運命は絡まってほどけないくて諦めるくらいがちょうどいいんですわ。同じふたりで同じことを何度もなんども繰り返してくれ。
ちゃんとした感想はまたあらためて。シリーズ通して読み終わったらにしようかな。
 
 
◎おまえが世界をこわしたいなら 上巻【電子書籍】[ 藤原薫 ] 
→物理本が中古しかなかったので電子書籍です。
 
◎おまえが世界をこわしたいなら 下巻【電子書籍】[ 藤原薫 ] 
→こちらも電子書籍です。
 
おわり
 
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