日曜日の朝

毎週日曜日朝8時30分ごろ更新。役に立つことは書けません。

10月24日~30日 タスクを先延ばしにする生き物

■うわー、31日の12時。4時ごろ起きて書こうと21時に寝ていざ、4時に起きたら起きたでまあいいかと思って今に至る。人はタスクを先延ばしにする生き物。
 
■夫の突然の誘いで期日前投票に行った。本当は前日に行こうとしたくをしており、そのときは夫の突然の昼寝で延期になった。まさかこんなに早く延期後の日程が来るとは。
前日行こうとしていたわりには投票先もまだ決めていなかったので選挙公報を読んでネットでいろいろ調べ、まあここかなというところを選ぶ。消費税減税を掲げてもらえるのは嬉しいしやってほしいんだけどその分の財源ってどこから持ってくるんだろう。議員の人数とか給料減らしてくれるのかな。
ついでに外食をして初めての「チー牛」をやる。チーズは好きだがチーズをかけた料理がそこまで好きではないのではまらず。
夫がカフェで仕事していくと言うのでついて行って本を読んでいた。
 
■映画愚行録を見る。昔原作を読んで、もうほとんど覚えていない話。どうせ貫井のことだから嫌な話なんだろうなと思っていたらど真ん中に来てくれてやだ~~~と思った。これでこそ貫井徳郎
最後の満島ひかりさんの独白を聞いているときは医者相手とはいえこんなに話しちゃって大丈夫なの? と心配していたのに後ろの扉から医者が入ってきて、すべて独白だったとわからせてもらえたときはぞっとした。満島さんの少しいろいろなことがわかっていなそうな感じに加えてあんなにしゃべってしまって捕まるのではと思わせておいてあのオチ。驚いた。やはり貫井はいい。
 
■これはあまりいいことを言っていない感想。
映画SPECの天、結(漸、爻)も見た。翔は夫から概要を聞いた。
元々TRICKが好きでケイゾクに行き、ケイゾクの後継みたいな話だよと言われてSPECを見ていた。なのでTRICKみたいな1~2話で終わる短編ミステリドラマの体で見ていたのだけどそうではななかった。もう少し各タイトルで大問を回収していってほしかった、ドラマ版なんか謎を散りばめるだけ散りばめて終わってしまったし。結で全部うまく回収するのかと思ったらこれ回収できた? 今何か回収した? のパレードで置いてけぼり感が強い。最初からここまで考えてドラマをつくっていたんだったらドラマ時代からもう少しきれいにつくっておいてほしかった。
結の爻のナンシー登場とか、本当だったら「どなた~~~?!」という笑いになったんだろうけど。ここに来るまでの話を理解しようとするのに疲れてしまってだめだった。
夫に「片方が別れようと思ってもう片方が別れたくないカップルがさあ」と言ったら「うわ、もう完全にわかった、SPECの結は完全にそう」とわかっていた。
続きは「別れたくない方が初心を思い出してやり直そうと遊園地とかにデートに誘って、別れたい方はあんまり意味ないなりにもしかしたらって可能性を賭けて行くんだけど結局ふたりとも楽しくないし、もう終わりなんだなってお互いが思うだけ、みたいな空気感だった」です。夫はやはり「今年一番わかったことかもしれない」としきりに納得していた。この例えをわかるためにSPECを見たのかもしれない。
ちなみに能力系ミステリはわりと苦手なジャンルで、ケイゾクも朝倉の話が出てきたあたりはかなりつらかった。それがありになったら絶対能力のインフレが起きるし能力バトルしたくなるもんなあ。能力バトルが見たいなら最初からそういう作品を見るわい。
西尾維新戯言シリーズも最初3巻はミステリだけどそこから先はほとんど能力バトルをやる。こっちは文章とキャラクターが好きなので今でもたまに読む。でも突飛な話や能力が多いし全体を理解できたとは言い難く、『クビツリハイスクール』よりあとはどんなことがあったのかも正直曖昧。
 
TRICKのサイトレーラーの回を見直して、やはりTRICKはいい……とあらためて思う。日ごろイヤミスは避けているけどもしかしたら好きなのかもしれない。
ついでに天罰を下す子どもの回も見て、これ子ども生まれたら見られないなと思う。実際に人を殺めていたおばあさんが悪いのは言わずもがなで、でも子どもが親の挙動から気持ちを理解できてしまったがゆえの不幸でもある。自分がそういう子に理解を求める親にならない自信がない。やはり子を成すのは恐ろしい。
私が現時点からひとつの成長も理解もしていけないなら子は産まない方がいいだろうな。産んだらどうにかなるよとライトに言ってくれる人もいて、もちろんそうだと思うけど、それはあくまで大人だけの都合なので強行したくない。例えばそのときのうちがめちゃくちゃ貧乏だとして、まだ宿っていもいない子が「それでかまいません」と言うならよいが、こうなると一休さんの世界なので……。
子というものが人の肉体を介してではなくそこらへんの聖なる泉から好きに沸いてこれたらいいんだけど。そうなると聖書の処女受胎はどういう話に書き換わったんだろう。肉体を介して生まれる神秘性はそのまま保たれるとして姦通はしたんだろうか。
 
舞城王太郎『されど私の可愛い檸檬』読了。
舞城の話に出てくる人物が経験する「嫌なこと」がどれもまじで嫌すぎて、そこを読とき心拍が速くなる。
感想を出したいんだけどまとまってないので割愛、外出もする。『あなたは私の瞳の林檎』の方が好きだったな。戸ヶ崎くんがまだ好き。
 
おわり
 
↓よければクリックお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村