3月6日~12日 メジャーな名詞じゃないからなせる業
■今週はあんまりなにもしていない気がするな。最近にしてはめずらしく仕事も少ないし、かといってばりばりに本を読んだりもしてないし。
■夫が3回目のワクチンを打った。3回目の副反応が一番つらいという噂のせいで前日から怯えていた。
しかも今回は病院で打った。夫の強迫症におけるMAXで嫌なもの四天王に医者が君臨しているので、単純に「病院に行く」「さらに注射する」ことが堪えるらしい。帰ってきて開口一番「もう具合悪いかも……」ともらす。多分だけどまだだと思うよと言っておいた。ちなみに家と病院は徒歩100歩以内。
シャワーを浴びてから具合悪いときにしか買わないゼリー飲料をくわえて「具合悪いときにしか飲まないからこれ=具合悪いって思っちゃってどんどん具合悪くなってる気がする。元気なときも飲んだ方がいいかも」とまんじゅう怖い論法を繰り出してくる。元気じゃん。
■そういえばリビングの改造をした。リビングの押入の縦半分をもらい、その横に自分用の机を増設しようとしている。
机を置く予定の場所には元々棚があった。私物が所狭しと(傍目には)雑多に、(私から見れば使いやすく)置かれていた。それら小物類は棚ごと押入れにしまい、何か必要なときは押入れを開ければ用が済むようにした。仕事も趣味も身支度も家計管理も。
改造前のリビングにあった棚と壁の間は狭く、かなりアンタッチャブルな空間になっていた。オブラートに包まず言うと掃除をほとんどしていなかった。カーテンの開け閉めも若干難儀する狭さ。
改造にともなって掃除もしたらおにぎりぐらいあるわたぼこりが取れた。このたびの改造で部屋のほこりの状況が少しでもよくなったらいいな。
棚が押入れに収まったことで床が増え、必然足を踏み入れられる場所も増えたのが嬉しい。
■押入れの上段には仕事用具を、下段には遊び道具を置いた。かなり使いやすくなって満足している。下段は電球の位置的に自分の影で奥が見づらくなるものの、使うものはそもそも奥まで入れてないので問題なし。
見る必要のない奥部には夫が残しておきたいゲームの空き箱などを詰めた。詰めるって言うとよくないな、デッドスペースを埋めた。この言い方も片づけ的によくないな。配置した、意図的に。できれば戸棚にしまいたい。戸棚にしまうためには戸棚に入っているものを片づけないといけない。
ゲームの空き箱があった場所には夫の書類入れ(ちいかわちゃんの段ボール)を入れようかと提案された。ただ押入れにしまってしまうとそうそう取り出せなくなるのでそれでいいのかは要確認。段ボールのふたができていない上に頻繁に取り出すこともないだろうから着実にほこりの山ができそうな気もする。
■リビングには共用の文具立て、夫のヘアセット用品を残す計画。それ用のサイドデスク的なものを見たい。共用コーナーになるからできれば夫と見たいな。
自分用の机は楽天スーパーセールで買おうと思ったものの送料1,650円というぶっ飛び価格だったのでやめた。よく調べたら店頭で買って配送を頼む方が、交通費を入れてもまだ安い。しかし1,650円はいかんて。机がほぼ4,000円だから送料込みで5,650円、約40%値上がりしたことになる。そのお金で収納ケース買うわい。いかんてほんとそれは。
■でも割れチョコは買った。楽天で。最近おいしいチョコレートに飢えていたから……ホワイトデーも兼ねて。
今年のわが家のバレンタインとホワイトデーは私が好きなものを買ってふたりで食べるシステム。
◎たまに買う割れチョコ
■バレンタインデーは「バレンタイン」と略すけどホワイトデーは「ホワイト」とは言わないな。バレンタインがメジャーな名詞じゃないからなせる業か。
■模様替えついでに断捨離もした。要らないものを捨てるだけだからただの片づけか。
ずっと押入れの隅にあって気になっていた夫宛の謎の書類を見てもらったり、複数ケースに散らばっていた仕事道具をひとつにまとめてケースを最小化したり、人からもらったものの存在さえ忘れていたアクセサリー群を見つけた。昔買ったけど全然使っていないアクセサリーも含む。写真を撮ってから使えるパーツは外して、しかるべき分別をして袋にまとめた。
夫がものを(とくに思い出があるものを)手放せない質なので「袋の中は見ない方がいいよ」とやんわり言っておく。少し手遅れな瞬間もあった。
■念のため補足、夫にもらったものはちゃんと理由を話して一緒に写真を撮ってから手放しています。そこまで無慈悲ではない。
■「この片づけの最終目標は何?」と聞かれた。「私の机を導入することと私物を押入れにしまうこと」と回答。なんで? と聞いたら「部屋が変わるのちょっと怖いから、紗季さんがどんな楽しいことをしようとしているのかわかったら僕も少しは楽しめるかと思って」と。そうなの?! 怖いの、片づけ?!
ブログに書いていたとおり前からやんわり片づけをしていた。このときに至るまでそんなそぶりはおくびにも見せなかったので全然知らなかった、「机買おうと思ってるんだよね~背の高いデスクもいかしてていいよね~」という何度目かの話の流れで言われた。
あることのタイムリミットが今年の夏で、ただでさえ春になりタイムリミットを意識するなか、家の中まで変わっていくと時間の進みが加速していくように感じるのかもしれない。と言われた気がする。今自分で考えたのかもしれない。
納得したので「このたびの片づけはリビングの棚を押入れにしまって床面積を広げること、床面積が広がると掃除がしやすくなってほこりが軽減される可能性があること、部屋を広く感じられるようになること、私物が一ヶ所にまとまると私が楽になって嬉しい、私専用机があれば食卓に置いているパソコンやノートをそっちに移動できるから食卓も広くなる(夫は食卓(に限らず机全般?)が片づいているのが好きらしい)」など予想されるメリットを伝えた。
この時点ですでに片づけは始まっていて(押入れのものをすべて出していた)、よい片づけであると思ってほしかった。
やがてリビングの棚が押入れに収納され、「部屋広くなったね」「窓の前からものが減ったせいか部屋が明るく感じる」など悪くない反応だった。
それを踏まえて4つ上の■で書いた「夫が書類入れ(とは名ばかりの段ボール)を押入れにしまうことを提案してきた」のはちょっと驚いた。ほぼひとりで進めていたこのたびの片づけを前向きなものとして捉えてくれて、参加しようとしてくれているのが嬉しかった。
■書類入れ(段ボール)を押入れにしまったらレシートしまえなくなるけど大丈夫なんだろうか(多分強迫症でレシートを捨てられない)。
■それはさておき夫の意図は違うだろうけど、「自分が変われば周りも変わる」の体現みたいだったな。
■縁あって何年かぶりにネイルサロンの予約をした。会社員を辞めるころにはもう行っていなかった気がするから軽く4~5年は行っていないかも。好きなネイリストさんが引退してしまって、しばらくはサロンジプシーしていたけどうまくしっくり来なくて、まあいいかと思って行かなくなった。誰か爪を整えてくれ~~~とは3週間おきに叫んでいる。塗らなくていいから。自分で爪を整えるのめんどうすぎる。
叫びは脇に置いておいて。新しい習慣をつけるのが大変なので継続して行くかはまだわからないけど、自分の気分は自分で適宜上げていきたいなあと思った。着飾るって手っ取り早く気分が上がる。自分の気分が上がると人生がいい感じな気になるのでよい。
■実際は着飾る前にボディニュートラル的なところで自分の肉体など容姿を認めていないと「こんなにきれいになっても自分なんて」と暗くなっていくんだろうけどね。ははは。笑い事ではない。
デパコスにも興味はあるけど自分用の買い物ってしたことなく、テスターを使わせてもらうのも何をするのも緊張する。顔の垢抜けない女が来やがってと思われたらがっくり来る。あっしは無接客で買える安価なドラッグストアコスメで十分でございあす……と思うだろう。
なのでシャネルのアイシャドウをひとつ買うのはやや夢なのである。自分をよい場所に連れて行く練習もしていきたい。アイシャドウはドラッグストアでもデパートでもそんなに質は変わらないと聞くけど。
■ネイルをどんなデザインにしようかたくさん写真を見ているとやっぱりわくわくしてくる。爪はよく視界に入るからきれいになっていると嬉しい。今って女性の人口よりネイルサロンの方が多いんだっけ。ハンドメイドブランドは女性人口の倍くらいありそう。
■PC診断をもう一度受けたい。セカンドオピニオン。前回は春と言われた、まったく好きな色味がないので残念に思いつつオレンジメイクには手を出している。最初は受け入れがたい気持ちだったけど見慣れてくればこれはこれでいいかという気持ちになりつつある。郷に入ったらまあ真面目に従うタイプ。
パーソナルメイクのレッスンも受けてみたいな。己の見た目がよくなっていくのは精神衛生上よしとされているから。
■ジョジョの6部を読み終わる。「何なんだこれは?」と思っているうちに読み終わった。おもしろいにはおもしろかった。最後は主人公に決めてほしかったな。
■SNSをまたやってみている。昔保存した投稿を見回っていたら、前に購入してくれたのに今はフォローを外している人がちらほらいて少しへこむ。嫌われていると思うと途端に元気がなくなる。
あ~~~……としばらくなって「でも販売をやめて年1回も更新しないアカウントのことずっと好きでいられる? 3年間同じクラスだったとか定期的に連絡取ってるでもないのに? そもそも自分がフォローしたり関わったりしているわけでもなかったし、自分にできないことを人に期待してもねえ」と思い至ってへこみはやわらいだ。すごい。事実を認める力が育っている。
そもそもフォローを外される=相手の好意の尺度から外れたというだけで嫌われているわけではない。嫌って外した人もいるかもしれないけどそういう人はブロックするだろうからこちらからは知りようもないんだし。一時的にでもこのブランドのことを好きでいてくれたのは変わりないんだし、そのことの方がよほど大事だ。
■悪いことばかりを強く記憶して目を向けてしまっているけど、それ以上に大事にしてもらった記憶があるはずなのにね。大事にされることの当たり前さに慣れてしまっているのかもしれないなあ。
ブランド運営時にもらった嬉しい感想をまめに読んで嬉しい記憶を定着させる方がいいんだろうか、気恥ずかしくてしていなかったけど。昔書いた文章など読むとなぜかすごく忸怩たる思いになる。仕事の集客ページを見るの妙に恥ずかしい。なんなんだろうね。
■ついでにLINEの友だちも見直した。ブロックはさすがに気が引けたので会社の人など何人か非表示にした。まじで誰かわからない人もいたし、結婚したらしい人もいた。めでたい。しあわせになってほしいな。
■さて夫が用事が実家に帰っている。久しぶりに家にひとり。家でだらだらしているか出かけるか悩む。洗濯してスーパー行ってどこかでお茶でもしようかな。ご飯も何にしよう。鶏肉しかないから適当に焼こうかしら。
おわり
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